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J-GLOBAL ID:200902270061322484   整理番号:09A0351492

近地項と中間項を考慮した三成分統計的グリーン関数生成手法の高度化

IMPROVEMENT OF GENERATION METHOD OF THREE COMPONENTS OF STATISTICAL GREEN’S FUNCTIONS CONSIDERING NEAR-FIELD AND INTERMEDIATE-FIELD TERMS
著者 (1件):
資料名:
号: 638  ページ: 629-638  発行年: 2009年04月30日 
JST資料番号: F0393B  ISSN: 1340-4202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,まず平成20年岩手・宮城内陸地震の観測記録を分析し,1.6Hz程度の高周波数領域まで近地項や中間項の影響が見られ,永久歪も確認できることを示した。次いで,筆者の提案する近地項と中間項を考慮した三成分統計的グリーン関数生成法に永久変位計算法を導入し,中規模地震相当の統計的グリーン関数と波数積分法から求めた理論波形を比較することにより,提案手法の妥当性を検証した。近地項と中間項を考慮しない従来法では,特に震源近傍のVertical成分やRadial成分については過小評価となる場合が多いため,本研究における提案手法は工学的に有意義である。又,ハイブリッド法を用いる場合にも近地項と中間項を考慮する提案法は強震度予測の高精度化に役立つ。
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分類 (3件):
分類
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構造設計一般  ,  自然災害  ,  構造動力学 
引用文献 (25件):
  • 1) 青井真 : 平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震にともなう断層直上の強震動記録による永久変位の推定, (オンライン), 入手先 <http://www.k-net.bosai.go.jp/k-net/topics/Iwatemiyaginairiku_080614/IWT_displacement/>, (参照 2008.7.5)
  • 2) 岩田知孝, 岩城麻子 : KiK-net-関西における変位について, (オンライン) , 入手先 <http://sms. dpri.kyoto-u.ac.jp/iwata/iwatemiyagi2008.html>, (参照 2008.7.5)
  • 3) 山田真澄 : 岩手・宮城内陸地震被害調査報告 2.近地地震動と永久変位, (オンライン), 入手先 <http://www.eqh.dpri.kyoto-u.ac.jp/˜masumi/eq/iwate_3.pdf>, (参照 2008. 7.5)
  • 4) 大西良広, 堀家正則 : 統計的グリーン関数を用いた3成分地震動合成法の兵庫県南部地震への適用, 構造工学シンポジウム, Vol.46B, pp.389-398, 2000.3
  • 5) 大西良広, 堀家正則 : 震源近傍での地震動予測のための拡張統計的グリーン関数法とそのハイブリッド法への適用に関するコメント, 日本建築学会構造系論文集, 第586号, pp.37-44, 2004.12
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