抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は,伊勢湾流域圏を対象範囲に,リモートセンシング(以下,RS)を用いて,次の2点を研究した。1)「複数のRSデータから伊勢湾流城圏における土地被覆図を作成すること」。2)その土地被覆図を今後の伊勢湾流域圏での土地利用解析・計画に活用するべく,「伊勢湾流域圏の都市的土地被覆状況を俯瞰すること」。その結果,作成した土地被覆図は,撮影状況の異なる複数の衛星画像データを重ね合わせることで,伊勢湾流域圏における土地被覆(都市的・森林的・中間的被覆)を,15mメッシュの精度で小さな集落や地区のスケールから流域全体まで連続的に観察することを可能とした。将来的には,この土地被覆図を年代順に作成し重ね合わせることで時系列的な変化を追うことも可能で,こうした分析環境を提示したことが最大の成果である。