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J-GLOBAL ID：200902270164233072   整理番号：08A0974715

平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震により発生した土砂災害について

The sediment-related disaster which occurred with the 2008 (2008) Iwate and Miyagi inland earthquake

著者 (8件)： 井良沢道也 (岩手大 農) ,  牛山素行 (岩手県大 総合政策) ,  川邉洋 (新潟大 農) ,  藤田正治 (京大 防災研) ,  里深好文 (立命館大 理工) ,  檜垣大助 (弘前大 農学生命科学) ,  内田太郎 (土木研) ,  池田暁彦 (砂防地すべり技術セ)
資料名： 砂防学会誌  (新砂防)
巻： 61  号： 3  ページ： 37-46  発行年： 2008年09月15日 
JST資料番号： G0196A  ISSN： 0286-8385  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 岩手・宮城内陸地震(M7.2)は,建物被害に比べ土砂災害を多く引き起こしたことが特徴で,震源域の栗駒山周辺においては1000万m³規模の大規模地すべりや斜面崩壊(荒砥沢・産女川),その土石流がドゾウ沢温泉施設を破壊し河道閉塞を発生させた。砂防学会では,実態とその特徴把握を目的に緊急調査を行い,様々なタイプの土砂生産に対して今後均一で質の高い判定のため二次災害に対する危険度判定の実施,既設砂防設備の効果把握,観光者など一時滞在者へのハザード情報周知,地震による大規模土砂生産に対する対策手法の検討,流域全体としての取り組みの必要性等を指摘した。

シソーラス用語： 岩手県 ,  宮城県 ,  *地震 ,  *土砂災害 ,  *災害調査 ,  震災 ,  地震動 ,  土石流 ,  ダム ,  地滑り ,  斜面崩壊 ,  *2008年岩手・宮城内陸地震 ,  河道閉塞
準シソーラス用語： *岩手・宮城内陸地震 ,  天然ダム

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  一般,砂防工学  (RC12010B)

引用文献 (7件)：

• 川邉洋. 斜面表層の振動特性と不安定化. 日本地すべり学会誌. 2005, 42, 2, 10-12
• 長野県西部地震の記録編さん委員会. まさか王滝に. 1986
• 牛山素行. 2004-2007年の豪雨災害による人的被害の原因分析. 河川技術論文集. 2008, 14, 175-180
• (社) 日本地すべり学会緊急調査団. (社) 日本地すべり学会東北支部WEBページ : 日本地すべり学会平成20年 (2008年) : 平成20年岩手・宮城内陸地震荒砥沢ダム上流地すべり調査報告. http://wwwsoc.nii.ac.jp/thb-jls/. 2008
• 道上正規. 貯水池での斜面崩壊に伴う水面波に関する研究. 水工学論文集. 1995, 39, 459-464

タイトルに関連する用語 (2件)： 岩手・宮城内陸地震 ,  土砂災害