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J-GLOBAL ID:200902270381080918   整理番号:08A1077639

枝分かれ珊瑚 Acropora nobilis 骨格中への少量元素および微量元素の組込み

Minor and trace element incorporation into branching coral Acropora nobilis skeleton
著者 (8件):
資料名:
巻: 72  号: 22  ページ: 5386-5400  発行年: 2008年11月15日 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Acropora nobilis骨格中への元素の組込みメカニズムを明らかにするために種々の空間的な分析手段を用いて骨格中の化学分析および同位体分析を行った。サンゴポリプ骨格の成長軸に沿った軸および半径方向の化学分析および同位体分析によると軸方向の δ18O プロフィルを除いて季節変動を示すものは見当たらなかった。骨格構造を詳細に観察すると,先端からの距離に比例して骨格密度が増加していた。これは二次沈殿物のアラゴナイト(ここでは骨格充填物という)が骨格フレーム中の気孔を充填したためであった。微小元素分析によると骨格充填物の主要部分は骨格フレームよりもMg/Caが低く,Sr/CaとU/Caが高かった。微小部分ではSr/CaとU/Caの間には正の相関関係があり,Mg/Caとの間には負の相関関係があった。ただし,これは極めて弱いものであった。この結果,骨格充填材は相接する骨格フレームとは生成年代ばかりか化学成分にも大きな差異があり,両者の比率により全体の組成に差異がみられることがわかった。Acropora nobilisを古気候記録として利用するためには環境要因と各骨格組成の関係を明らかにする必要がある。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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