抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ミリ波パッシブイメージング技術,及び原理と基礎技術について述べた。ミリ波パッシブイメージング装置の構成,ミリ波イメージング用光学系,パッシブイメージングの信号及び信号検出系について解説した。高分解能,高感度,実時間撮像,高画質を実現したミリ波パッシブイメージング装置について,高分解能のためのレンズ設計,実時間撮像のための振動平面鏡,高分解能,高感度のためのイメージング素子アレーについて解説した。応用例として,77GHz帯と35GHz帯のミリ波パッシブイメージング装置を用いて撮像した衣服下のCD-ROMのイメージの比較である。周波数が高いほど高分解能が得られた。空港におけるセキュリティチェックで重要な対象物は,液体あるいは,セラミックナイフ等の誘電体,であるが,77GHz帯で検知出来た。また,炎を透した人の77GHz帯ミリ波画像,爆発物模擬材を腹部に装着した人体の77GHz帯ミリ波動画像を例示した。