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J-GLOBAL ID：200902270425934154   整理番号：09A1257040

引きずり事故防止機能強化型・戸挟み検知装置の開発

著者 (3件)： 村木克行 (JR東日本 研究開発セ 安全研) ,  和田智樹 (JR東日本 研究開発セ 安全研) ,  松本重夫 (東日本トランスポーテック)
資料名： JR EAST Technical Review  (JR EAST Technical Review)
号： 29  ページ： 39-42  発行年： 2009年11月27日 
JST資料番号： L5225A  ISSN： 1347-8419  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 通勤電車などの鉄道車両には,乗降用のドアに乗客や荷物などが挟まれた場合に,それを検知し列車を起動させないようにする安全装置が設けられている。しかし,従来の装置は,機械的なリミットスイッチ(戸閉スイッチ)による検知であったため,ベビーカーの脚や乗客の着衣などのような薄い被戸挟み物は検知が困難であり,乗客の引きずり事故が発生するおそれがある。ここでは,この種の事故の撲滅を目指し戸先ゴム先端部に取付けた検知管の変形・内圧変化により戸挟みを検知する,従来とはまったく異なる原理の戸挟み装置を開発しているので,その概要を述べた。これまでに,試作した装置の検知性能と検知の信頼性を検証してきており,実用化の見通しを得つつある。今後は,実用性の評価とさらなる改良を進めるとともに,営業列車でのモニタランについても準備を進める計画である。

シソーラス用語： *鉄道車両用機器 ,  自動ドア ,  *検出器 ,  改良 ,  可能性
準シソーラス用語： 検知器 ,  *戸挟み検知 ,  自動開閉扉 ,  実用化可能性 ,  性能向上

分類 (1件)： 鉄道車両設計  (QH02010K)

タイトルに関連する用語 (7件)： 引きずり ,  事故防止 ,  強化 ,  戸 ,  挟み ,  検知装置 ,  開発