抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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不揮発性半導体メモリー技術の現状を概観した。フラッシュメモリーに高集積化の限界が見え始め,これに代わる新メモリーの提案が活発である。新型の不揮発性メモリーはフラッシュメモリーと異なり,電荷蓄積によらない原理に基づく。超高集積NAND型フラッシュメモリーをPRAMやReRAMが置き換える可能性が議論されるが,課題も多く,置き換えは容易ではない。一方,フラッシュメモリーの高い動作電圧,遅い書き換え速度,有限の書き換え回数などの弱点をカバーする分野でFeRAMやMRAMが浸透し始めている。新型不揮発性メモリー実用化には,フラッシュでは実現できない新しい分野で製品化を果たし,技術を育てる発想が求められる。(著者抄録)