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J-GLOBAL ID:200902270491357524   整理番号:08A1193128

フォトクロミックヌクレオシドを用いることによるハイブリッド化の直接的かつ可逆的光制御

Straightforward and Reversible Photoregultion of Hybridization by Using a Photochromic Nucleoside
著者 (2件):
資料名:
巻: 47  号: 46  ページ: 8839-8842  発行年: 2008年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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外部光刺激による光異性化で蛍光強度などの物理的性質や光化学が可逆的に変化するフォトクロミックヌクレオシド(PCN)のcis-trans光異性化反応を利用し,核酸のハイブリッド化を光制御する方法を開発した。cis-trans光異性化するPCNとしてC8位をスチリル(ST)基,ナフチルビニル(NV)基またはフルオレニルビニル(FV)基で置換した3種類の2′-デオキシグアノシン(8STG,8NVG及び8FVG)を合成した。これらのPCNのビニル置換基は350~450nmの光照射でtrans→cis転換し,約320nmの光照射でcis→trans転換した。これらのPCNを組み込んだ最大20塩基対からなるオリゴヌクレオチドを合成した。PCNを組み込んだオリゴヌクレオチドは,ビニル置換基がtrans配置を取っているときは正常な二本鎖を形成するが,cis配置に転換すると一本鎖に開裂した。この結果は,二本鎖DNAと一本鎖DNAを光照射によって可逆的にスイッチできることを示唆する。DNA中にPCNを組み込むことにより,二本鎖を形成したときのB型構造に対する影響はほとんど認められなかった。
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分類 (3件):
分類
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光化学反応  ,  ヌクレオシド,ヌクレオチド  ,  核酸一般 
タイトルに関連する用語 (2件):
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