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J-GLOBAL ID：200902270697810365   整理番号：08A0996416

クエン酸塩前駆体を用いたKNbO₃圧電セラミックの合成

Synthesis of KNbO₃ Piezoelectric Ceramics Using Citrate Precursors

著者 (3件)： KAKIMOTO Ken-ichi (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  ITO Takeshi (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  OHSATO Hitoshi (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 47  号： 9 Issue 2  ページ： 7669-7672  発行年： 2008年09月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水溶液に基づくクエン酸塩前駆体を用いてKNbO₃ナノ粉末を合成した。必要量のKNO₃又はC₆H₅O₇K₃・H₂O溶液をクエン酸Nb溶液と混合して白色沈殿物を形成し,800°Cで熱処理して粒径250~300nmのKNbO₃ナノ粉末を生成した。得られたままのナノ粉末は添加剤無しに十分に焼結可能特性を示した,得られたKNbO₃セラミックは1HzにおいてP_r=22.9μC/cm²,E_c=7.8kV/cmの飽和ヒステリシスループを示した。KNO₃溶液から誘導したKNbO₃セラミックではk_p=0.35,Q_m=131,k₃₁=0.23,d₃₁=-31pC/N,d₃₃=110pC/Nを得たが,C₆H₅O₇K₃・H₂O溶液から誘導したKNbO₃セラミックではk_p=0.29,Q_m=96,k₃₁=0.20,d₃₁=-45pC/N,d₃₃=115pC/Nが得られた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： カルボン酸エステル ,  カルボン酸塩 ,  ポリカルボン酸 ,  脂肪族カルボン酸 ,  粉体 ,  *ニオブ酸カリウム ,  *セラミック ,  圧電材料 ,  *強誘電性 ,  特性 ,  *圧電セラミック
準シソーラス用語： クエン酸塩 ,  ナノ粉末 ,  圧電特性

分類 (1件)： 強誘電体,反強誘電体,強弾性  (BM05030B)

引用文献 (12件)：

• Y. Saito, H. Takao, T. Tani, T. Nonoyama, K. Takatori, T. Homma, T. Nagaya, and M. Nakamura: Nature 432(2004)84.
• Y. Guo, K. Kakimoto, and H. Ohsato: Appi. Phys. Lett.85(2004)4121.
• K. Kakimoto, I. Masuda, and H. Ohsato: Jpn. J. Appl. Phys.42(2003)6102.
• K. Kakimoto, I. Masuda, and H. Ohsato: Jpn. J. Appl. Phys.43(2004)6706.
• K. Matsumoto, Y. Hiruma, H. Nagata, and T. Takenaka; Jpn. J. Appl. Phys.45(2006)4479.

タイトルに関連する用語 (3件)： クエン酸塩 ,  前駆体 ,  圧電セラミック