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J-GLOBAL ID：200902270777672850   整理番号：08A0359823

セグメント磁化方式PM同期発電機の負荷特性解析

FEM Analysis of Segment Type Surface-Mounted-PM Synchronous Generator

著者 (2件)： 袈裟丸勝巳 (九大 大学院システム情報科学研究院) ,  大野義弘 (九大 大学院システム情報科学研究院)
資料名： 九州大学大学院システム情報科学紀要  (Research Reports on Information Science and Electrical Engineering of Kyushu University)
巻： 13  号： 1  ページ： 33-36  発行年： 2008年03月26日 
JST資料番号： L3016A  ISSN： 1342-3819  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ポータブル低電圧発電機として高効率コンパクトなPM(Permanent Magnet)同期発電機が開発され,集中巻線を施した固定子を有する場合には正弦波ギャップ磁束密度が得られる回転子PM方式(セグメント磁化方式)が有用である。本論文では,有限要素法を用いて二次元の電磁界方程式と抵抗負荷に関する発電機電圧方程式を同時に解き,セグメント磁化方式では無負荷,負荷にかかわらずほぼ正弦波の電圧波形が得られることを示した。また,負荷時の磁束分布からラジアル磁化方式では回転子磁束が鉄心を通るのに対し,セグメント磁化方式ではほとんどの磁束がPMを横切ることがわかった。そこで,鉄心のPM背後の継鉄の厚みを薄くした場合の負荷特性を調べ,鉄心半径を36.1mmから3.1mmに浅くしても負荷特性に変化がなく,ほぼ一定の出力電圧が得られた。一方,ラジアル磁化方式では回転子鉄心部に飽和が生じて漏れ磁束が見られ,電磁剛板の削減が可能といった実用性を備えることはセグメント磁化方式の特徴といえることを示した。

シソーラス用語： *同期発電機 ,  *有限要素法 ,  方程式 ,  電磁場 ,  電圧方程式 ,  発電機 ,  永久磁石 ,  漏れ磁束 ,  負荷特性 ,  PMモータ ,  同期電動機
準シソーラス用語： 電磁界 ,  電磁界方程式 ,  発電機電圧方程式 ,  埋込磁石同期発電機

分類 (2件)： 発電機  (NB07020J) ,  数値計算  (JE02000J)

タイトルに関連する用語 (5件)： セグメント ,  磁化 ,  Pm ,  同期発電機 ,  特性解析