文献

J-GLOBAL ID：200902270857276760   整理番号：09A1124915

銀6-ベンジルアミノプリンの抗菌活性と熱安定性

Antimicrobial activity and thermostability of silver 6-benzylaminopurine montmorillonite

著者 (5件)： OHASHI Fumihiko (MRISUS-AIST, Shimo-Shidami, Moriyama, Nagoya 463-8560, JPN) ,  UEDA Seiichi (Siebold Univ. Nagasaki, 1-1-1 Manabino, Nagayo, Nagasaki 851-2195, JPN) ,  TAGURI Toshitsugu (Nagasaki Pref. Inst. for Environ. Res. and Public Health, 1306-11 Ikeda, Omura 856-0026, JPN) ,  KAWACHI Shoko (Biken Technos Co., 166-1 Shiratake, Sasebo 857-1164, JPN) ,  ABE Hisao (Ceram. Res. Center of Nagasaki, Hasami, Higashi-Sonogi, Nagasaki 859-3726, JPN)
資料名： Applied Clay Science  (Applied Clay Science)
巻： 46  号： 3  ページ： 296-299  発行年： 2009年11月 
JST資料番号： B0687B  ISSN： 0169-1317  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新規の抗菌性材料をモンモリロナイトへの有機金属カチオンのインターカレーションによって作成した。6-ベンジルアミノプリンの銀キレート錯体を水性媒質中の陽イオン交換反応によってモンモリロナイトにインターカレートした。1.8nmの基底間隔は銀キレート錯体のほぼ平面配置に起因している。殆どの層間カチオンが銀キレート錯体によって交換された。熱重量分析/示差熱分析によって,キレート配位子の分解温度は層間空間中での銀イオンによる錯体生成と静電的結合によって高くなることが分かった。約0.15%の銀キレート錯体が7日後に水に放出されて,その後22日まで保持された。インターカレートされたモンモリロナイトは市販の銀担持製品に比べて抗菌活性や抗真菌活性を示した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *銀錯体 ,  *モンモリロナイト ,  *インターカレーション ,  カチオン ,  イオン交換 ,  錯体生成 ,  熱分解 ,  *熱安定性 ,  *抗細菌作用 ,  *抗真菌作用 ,  抗細菌薬 ,  大腸菌 ,  黄色ブドウ球菌 ,  Rhizopus ,  薬物放出 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族化合物 ,  第二アミン ,  Aspergillus niger ,  Penicillium citrinum ,  Rhizopus oryzae ,  アオカビ属 ,  アウレオバシジウム属 ,  黒酵母 ,  微生物 ,  ミクロコッカス科 ,  不完全菌類 ,  不完全糸状菌類 ,  不整子嚢菌類
準シソーラス用語： Penicillium ,  Aureobasidium ,  黒色麹菌 ,  Aureobasidium pullulans

分類 (4件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y) ,  珪酸塩鉱物  (DE08030A) ,  病原体作用薬一般  (GW17010H)

物質索引 (1件)： 6-ベンジルアミノプリン

タイトルに関連する用語 (4件)： 銀 ,  6-ベンジルアミノプリン ,  抗菌活性 ,  熱安定性