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J-GLOBAL ID：200902270870946677   整理番号：09A0804532

ばね・コネクタ用Cu-Ni-Sn-P合金の高強度化と異方性の活用

Utilization of In-plane Anisotropy in Highly Strengthened Cu-Ni-Sn-P Alloy for Female Connector with Spring

著者 (6件)： 青山智胤 (DOWAメタルテック 金属材料研) ,  木村崇 (DOWAメタルテック 金属材料研) ,  野中勉 (DOWAメタル) ,  須田久 (DOWAメタルテック 金属材料研) ,  成枝宏人 (DOWAメタルテック 金属材料研) ,  菅原章 (DOWAメタルテック 金属材料研)
資料名： 銅と銅合金  (Journal of Japan Institute of Copper)
巻： 48  ページ： 144-148  発行年： 2009年08月01日 
JST資料番号： S0603A  ISSN： 1347-7234  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 箱型めす端子ばね材のばね部はコイル幅方向に形成されるため,板面内異方性を活用してばね特性を向上させることが可能である。Cu-Ni-Sn-P合金圧延材について,面内異方性を評価する異方性指数(I_a)を提案し,引張強さとの関係を調査した。I_aは圧延面に対して実施したX線回折プロファイル(2θ/θスキャン)から算出した,圧延面に平行な低指数面({111},{200},{220},{311},{331},{420})の配向度をもとに簡便に導出した。I_aは引張強さの面内異方性と一意的関係を示した。さらにこの関係式はC19025高強度化合金,コルソン合金,Sn入り黄銅のような成分や製造法の異なる銅合金に対しても画一的に成立した。

シソーラス用語： *銅合金 ,  *ばね ,  引張強さ ,  *異方性 ,  圧延製品 ,  コネクタ ,  ニッケル含有合金 ,  スズ含有合金 ,  リン含有合金 ,  *機械的性質 ,  結晶面

分類 (2件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

引用文献 (4件)：

• J. S. Kallend and G. J. Davies: J. Inst. Metals, 99(1971), 257.
• Akira Sugawara, Hiroto Narieda, Yoshitake Hana IICIT Connector Symposium,(1999), 127-132.
• G. I. Taylor: J. Inst. Metals, 62(1938), 307.
• 菅原 章, 花 佳武, 西畑三樹男: 日本電子材料協会会報, 28(1996), 25.

タイトルに関連する用語 (9件)： ばね ,  コネクタ ,  Cu ,  Ni ,  Sn ,  P合金 ,  高強度 ,  異方性 ,  活用