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J-GLOBAL ID:200902270972996156   整理番号:08A1072717

南中国のテチス海側における後期ガダリューピアン(ペルム紀)の急速な海水準変動:四川省のChaotian断面における岩相層序と生層序

Rapid sea-level change in the Late Guadalupian (Permian) on the Tethyan side of South China: litho- and biostratigraphy of the Chaotian section in Sichuan
著者 (6件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 344-353 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: G0485B  ISSN: 0386-2208  CODEN: PJABDW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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南中国,四川省北部のChaotianにおけるキャピタニアン(後期ガダリューピアン)のMaokou層は,主に南中国のテチス海側に堆積した浅海陸棚炭酸塩からなる。詳細なフィールドマッピングと科学掘削により,Maokou層上部に特有の化石群集と明瞭な岩相変化が新たに判明した。層厚130m以上のMaokou層主部は藻類パックストーンから成り,ワーディアン-キャピタニアンの大型有殻のフズリナ,四放珊瑚類や他の着生底生生物を伴う。一方,最上部部層(層厚13m)は黒色石灰質泥岩/チャートから成り,キャピタニアンの沖合生物相(アンモナイト,放散虫,コノドント)を伴う。最上部キャピタニアンのコノドント帯を欠いている;しかし,Maokou層は,260±4Maの火山灰(Wangpo層)および含植物化石の石炭質泥岩と浅海炭酸塩岩(パックストーン)を伴う前期ロピンギアンのWujiaping層に不整合で覆われる。新たに確認した相変化は,四川省北部では後期ガダリューピアンに急速な海水準変動があったことを示す。すなわち,最初は,中期キャピタニアンに海進があり,その後,ガダリューピアン-ロピンギアン境界をまたがって海退があった。ガダリューピアン末期は世界的海退で特徴づけられており,このような不安定な海水準変動,特に海水準上昇は,南中国のテチス海側に特有なものだった。新たに認められた比較的深海成の後期ガダリューピアンのシーケンスは,新たな古環境情報を加え,さらに,ガダリューピアン末期の大量絶滅直前における低緯度東テチス海縁の古テクトニクスの解釈を提供する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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古生代  ,  古生代 
引用文献 (38件):
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