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J-GLOBAL ID:200902270979455762   整理番号:08A0112397

ウサギ腸骨動脈バルーン損傷モデルの内膜肥厚におけるSodium Tanshinone IIAスルホン酸の抑制効果

The Inhibitive Effect of Sodium Tanshinone IIA Sulfonic Acid on Intimal Hyperplasia in Rabbit Iliac Artery Balloon Injury Model
著者 (5件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 811-815  発行年: 2007年 
JST資料番号: C2347A  ISSN: 1001-4454  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:ウサギ腸骨動脈バルーン損傷モデルの内膜肥厚において,Sodium Tanshinone IIAスルホン酸の予防効果を検討し,考えられる機序を調べた。方法:純粋種ニュージーランド白色雄性ウサギ30匹は,左腸骨動脈に実験的バルーン損傷を試みた。それから,ウサギは体重で対応させた投与群(n=15)と対照群(n=15)に分けた。Sodium Tanshinone IIAスルホン酸は,投与群では7.5~9mg/日を6日間静脈内注入した。同等の食塩水は,対照群に投与した。バルーン損傷動脈はバルーン損傷後,7,14,及び28日目に採取し,パラフィン切片を作成した。最後にHE染色,アポトーシスTUNEL分析は施行した。結果:(1)HE染色分析:術後14日の投与群における中膜及び内膜部位は,7日目よりも大きかった(P=0.003と<0.001)。術後28日の投与群における中膜及び内膜部位は減少したが,対照群では増加した。中膜及び内膜部位の両方は,有意に異なった(P<0.001)。(2)TUNEL分析で,術後28日の投与群及び対照群の両方において,アポトーシスは最大となった。投与群と対照群の中膜及び内膜におけるアポトーシス細胞数の違いは,術後7,28日では有意ではなかったが,14日目は有意に異なった(p=0.031と0.029)。14日目の投与群において,アポトーシス細胞数は,対照群よりも,より劇的に増加した。結論:ウサギにおいて,バルーン損傷後の動脈における内膜増殖は,Sodium Tanshinone IIAスルホン酸の静注により抑制された。効果は,損傷した動脈におけるアポトーシスの誘導によって,部分的に説明できた。tanshinone IIAの臨床効果は,まだ一層の評価を必要とした。Sodium TA-IIAスルホン酸は,血管形成後の再狭窄の予防において,潜在的治療価値がある可能性が示唆された。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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循環系の基礎医学 
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