抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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企業における国際標準化活動は,事業展開を優位に進め,システムや装置などの商品競争力を高める手段として,その重要性は近年ますます注目されるようになっている。東芝は,鉄道車両用のネットワーク方式として,汎用性と拡張性に優れた高速メタル伝送方式をいち早く開発し,国内外の鉄道車両へ適用している。現在この伝送技術TEBus(Train Ethernet Bus)をベースとした新しい列車内伝送規格をデジュールスタンダードとして国際規格にするため,IEC(国際電気標準会議)のTC9(鉄道電気設備とシステム専門委員会)/WG43(列車内情報制御伝送系ワーキンググループ)へ,わが国から提案している。この提案内容は,より高速で大容量,高信頼性が求められる列車内幹線伝送にグレードアップできる技術を持っており,安全かつ安定で快適な輸送手段を目指す鉄道車両の魅力を,更に高めるものである。(著者抄録)