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J-GLOBAL ID:200902271136006202   整理番号:08A0919065

1997年~2006年の南極海における基礎生産

Primary production in the Southern Ocean, 1997-2006
著者 (3件):
資料名:
巻: 113  号: C8  ページ: C08004  発行年: 2008年08月30日 
JST資料番号: C0294A  ISSN: 0148-0227  CODEN: JJGRDA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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南極海における基礎生産の概算値を得るのは難しいが,地球全体の炭素循環における役割を理解しようとすれば,それは本質的な問題である。ここでは9年間連続の基礎生産日データを示すが,遠隔探査による海色,海面温度および海氷密度データから,とくに南極海の海水への適用のためにパラメータ化した基礎生産アルゴリズムを使って計算したものである。50度以南の海水における年間の総生産量は,1998年から2006年の間で平均して1949±70.1TgCa-1(aは年)と想定され,従来の概算値のほぼ半分である。広いけれども比較的生産性の低い外海域は,南極海の生産の90%までを占めるが,単位面積当たりの生産割合は,面積的にはるかに少ない大陸棚において最も多い(109gCm-2a-1)。驚くべきことに,結氷域縁辺では外海域より僅かに高い程度であった。Ross海が南極海で最も生産性の高い区域であり(平均で503TgCa-1),Weddell海が近い値で続く(平均で477TgCa-1)。この9年間に関する研究において,北極海と異なり,南極海では海氷被覆や年間基礎生産のいずれについても永年的な傾向は何もみられなかった。年間生産量における経年変化は海氷被覆の変化と密接に結びついており,また,海面の温度も一定の役割をはたしている。年間生産量の変動の31%しか南半球環状モード(Southern Annular Mode)で説明できない。将来,年間基礎生産量は,強い風が栄養の上昇を増やしたときに増加する可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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水圏・生物圏の地球化学 
タイトルに関連する用語 (2件):
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