文献

J-GLOBAL ID：200902271148412907   整理番号：09A1252828

希釈Ho₂Ti₂O₇における新しい緩和過程

New relaxation processes in diluted Ho2Ti2O7

著者 (4件)： GARDNER J.s. (NIST Center for Neutron Res., NIST, Gaithersburg, MD 20899-6102, USA) ,  GARDNER J.s. (Indiana Univ., 2401 Milo B. Sampson Lane, Bloomington, IN 47408, USA) ,  KAM K.c. (Materials Res. Lab., Univ. of California, Santa Barbara, CA 93106, USA) ,  EHLERS G. (Spallation Neutron Source, Oak Ridge National Lab., Bldg. 8600, Oak Ridge, TN 37831-6475, USA)
資料名： Physica B. Condensed Matter  (Physica B. Condensed Matter)
巻： 405  号： 2  ページ： 774-777  発行年： 2010年01月15日 
JST資料番号： H0676B  ISSN： 0921-4526  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中性子回折により希釈スピンアイスHo_2-xR_xTi₂O₇(R=LaあるいはY)におけるスピン緩和を研究した。意外なことに,単位立方格子が維持されている間は,非磁性イオンをドーピングしても幾何学的フラストレーションは緩和されず,また凍結の動特性も変化しなかった。非磁性置換で格子が歪みはじめると,新しい緩和過程が明らかになった。それにつき,いくつかの希釈アイス試料から,新しいデータを提示した。ここでは,親化合物Ho₂Ti₂O₇で観測されたArrhenius挙動は,量子トンネル過程を含む他の過程へと変化していた。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： チタン酸塩 ,  *ホルミウム化合物 ,  スピン系 ,  *磁気緩和 ,  中性子回折 ,  ドーピング ,  ランタン ,  イットリウム ,  *フラストレーション効果 ,  格子歪 ,  トンネル効果 ,  スピンエコー ,  磁化率 ,  *パイロクロア型結晶
準シソーラス用語： *スピンアイス ,  スピン緩和 ,  量子トンネル効果

分類 (1件)： 酸化物結晶の磁性  (BM06050E)

タイトルに関連する用語 (2件)： 希釈 ,  緩和過程