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J-GLOBAL ID：200902271242795372   整理番号：08A0913444

結核に対する免疫応答及び防御におけるBCGワクチン菌株の影響

Influence of BCG vaccine strain on the immune response and protection against tuberculosis

著者 (8件)： RITZ Nicole (Univ. Melbourne, AUS) ,  RITZ Nicole (Royal Children’s Hospital Melbourne, AUS) ,  HANEKOM Willem A. (Univ. Cape Town, ZAF) ,  ROBINS-BROWNE Roy (Univ. Melbourne, AUS) ,  ROBINS-BROWNE Roy (Royal Children’s Hospital Melbourne, AUS) ,  BRITTON Warwick J. (Univ. Sydney, AUS) ,  CURTIS Nigel (Univ. Melbourne, AUS) ,  CURTIS Nigel (Royal Children’s Hospital Melbourne, AUS)
資料名： FEMS Microbiology Reviews  (FEMS Microbiology Reviews)
巻： 32  号： 5  ページ： 821-841  発行年： 2008年08月 
JST資料番号： W0860A  ISSN： 0168-6445  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 結核誘導免疫に対する免疫応答及び/または防御免疫に関するBCGワクチン菌株の影響についての最新の情報を概説した。この影響について動物及びヒトの試験を精密に検査し,動物及びヒトの試験で使用された防御免疫のin vitro及び臨床で相互関係にあるものについて詳述した。また,試験との関係を示すため,結核に対する防御の相関物(CD4及びCD8のTリンパ球,Th1-及びTh2-型免疫応答,等)の一般的概念及び防御免疫の決定因子についても詳細に検討した。現在まで80年以上にわたり全世界の90%以上の子供の結核用ワクチンとして使用されている弱毒化生ワクチン,BCGワクチンは新規の結核ワクチンが研究中とはいえ,今後とも相変わらず世界的に流行の悪性化結核と戦う戦略の要であると推定した。BCGワクチン菌株間の遺伝的差の最新の詳細な記述は結核に対する防御効力でのワクチン菌株の影響について関心が復活していることを示している。優れた防御能を有するBCG菌株の同定は全住民レベルでの結核抑制に劇的な影響があると推定した。即ち,BCG免疫で示された防御での小さな増強が特に子供では多数の症例の重症結核及び死亡の防止になると推定した。

シソーラス用語： *結核 ,  変化 ,  ワクチン ,  微生物 ,  *生体防御 ,  防御機構 ,  Th1細胞 ,  Th2細胞 ,  動物 ,  ヒト ,  子供 ,  in vitro実験 ,  臨床試験 ,  遺伝情報 ,  データ解析 ,  多様性 ,  T細胞 ,  *BCGワクチン ,  菌株 ,  弱毒化 ,  生ワクチン ,  *免疫応答 ,  CD4陽性T細胞 ,  CD8陽性T細胞 ,  *細菌性ワクチン
準シソーラス用語： *BCG【薬】 ,  *免疫反応 ,  Tリンパ球 ,  CD4陽性Tリンパ球 ,  CD8陽性Tリンパ球 ,  Th1 ,  Th1-型免疫応答 ,  Th2 ,  Th2-型免疫応答 ,  結核誘導免疫

分類 (3件)： 免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  (GW22010D) ,  感染免疫  (ED03030P) ,  微生物感染の生理と病原性  (EG03053T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 結核 ,  免疫応答 ,  防御 ,  BCGワクチン ,  菌株