文献
J-GLOBAL ID:200902271243007521   整理番号:09A0336512

Cu鋼の表面赤熱脆性に及ぼすショットピーニングの影響

Influence of Shot Peening on Surface Hot Shortness of Copper Containing Steel
著者 (4件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 369-377  発行年: 2009年04月01日 
JST資料番号: F0332A  ISSN: 0021-1575  CODEN: TEHAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
鉄スクラップの積極的な再利用が望まれており,ここでは熱間圧延前にショットピーニングにより表面を凹凸化する新しいCu鋼の脆性を抑制する方法を研究した。CuやNiを添加した低C-Nb-V鋼を熱間圧延した25mm厚み鋼板を供試材としてアルミナによるショットピーニングを施した。水蒸気含有雰囲気や大気中で酸化後,高温引張試験や圧縮試験によりCu鋼の脆性に及ぼすショットピーニングの影響を調査した。本方法はCu脆性抑制の新手法として十分な可能性が確認できた。以下の結果を得た。1)引張試験法,圧縮試験法,水蒸気含有雰囲気酸化,大気酸化を問わず,ショットピーニングによりCu鋼の脆性が大幅に抑制された。2)Cu脆性に及ぼす酸化時間として60min酸化がCu脆性の抑制効果が最も顕著であった。3)ショットピーニングにより,Fe2O3/Fe3O4,Fe3O4/FeOの境界やスケール中のボイド体積率は大幅に変化する。4)ショットピーニングによりスケール/地鉄界面に濃化したCuがスケールにより分断され,スケールに囲まれ,スケール中に排斥される状態が観察された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
機械的性質 
引用文献 (23件):
  • 1) 山名 寿,水上義正,武内美継,野呂克彦:トランプエレメントの鉄鋼材料科学,日本鉄鋼協会,東京,(1997), 10.
  • 2) 佐野信雄,片山裕之,雀部 実,松岡滋樹:トランプエレメントの鉄鋼材料科学,日本鉄鋼協会,東京,(1997), 19.
  • 3) 谷野 満,鈴木 茂:鉄鋼材料の科学,内田老鶴圃,(2001), 215.
  • 4) 斉藤安俊,阿竹 徹,丸山俊夫編訳:JME材料科学 金属の高温酸化,内田老鶴圃,(2002), 3.
  • 5) L.Habraken and J.Lecomte-Beckers: Copper in Iron and Steel, ed. by I.L.May et al., John Wiley & Sons, New York, (1982), 45.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る