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J-GLOBAL ID：200902271281057362   整理番号：09A0888247

Marchantia polymorphaプロトプラスト由来再生細胞におけるβ-グルコシルYariv試薬による多核細胞化誘導及び細胞板形成へのアラビノガラクタン蛋白質の関与

Induction of multinucleation by β-glucosyl Yariv reagent in regenerated cells from Marchantia polymorpha protoplasts and involvement of arabinogalactan proteins in cell plate formation

著者 (2件)： SHIBAYA Taeko (Saitama Univ., Saitama, JPN) ,  SUGAWARA Yasutake (Saitama Univ., Saitama, JPN)
資料名： Planta  (Planta)
巻： 230  号： 3  ページ： 581-588  発行年： 2009年08月 
JST資料番号： C0607A  ISSN： 0032-0935  CODEN： PLANAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： β-グルコシルYariv試薬により起こる正常細胞分裂不能の機構及びMarchantia polymorphaプロトプラスト由来再生細胞における細胞板形成,及び細胞分裂におけるβ-1,3-グルカン,アラビノガラクタン蛋白質の役割を解析した。β-グルコシルYariv試薬処理再生細胞の直径はβ-グルコシルYariv試薬非存在下細胞の2.8倍で,細胞も著しく多核化していた。β-グルコシルYariv試薬は濃度依存的に細胞板のβ-1,3-ガラクタンを減少させ,細胞板にはアラビノガラクタン蛋白質が多く存在した。20μg/mlのβ-グルコシルYariv試薬24時間培養細胞壁再生細胞は単核で18日培養多核細胞より小さく,β-グルコシルYariv試薬により起こる多核化はプロトプラスト融合の結果ではなく有糸分裂の結果であることを示唆した。

シソーラス用語： ゼニゴケ属 ,  プロトプラスト ,  植物タンパク質 ,  細胞構成体 ,  *細胞 ,  *有糸分裂 ,  *試薬 ,  細胞分裂 ,  グルカン ,  濃度依存性
準シソーラス用語： Marchantia polymorpha ,  *β-グルコシルYariv試薬 ,  アラビノガラクタン蛋白質 ,  細胞板 ,  *多核細胞

分類 (1件)： 発生,成長,分化  (EH02030U)

タイトルに関連する用語 (8件)： Marchantia ,  プロトプラスト ,  生細胞 ,  試薬 ,  多核細胞 ,  誘導 ,  細胞板 ,  アラビノガラクタン蛋白質