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J-GLOBAL ID：200902271307021230   整理番号：08A0727320

Nalp3インフラマソームは珪肺症の発生に不可欠である

The Nalp3 inflammasome is essential for the development of silicosis

著者 (11件)： CASSEL Suzanne L. (Univ. Iowa, IA) ,  EISENBARTH Stephanie C. (Yale Univ. School of Medicine, CT) ,  IYER Shankar S. (Univ. Iowa, IA) ,  SADLER Jeffrey J. (Univ. Iowa, IA) ,  COLEGIO Oscar R. (Yale Univ. School of Medicine, CT) ,  TEPHLY Linda A. (Univ. Iowa, IA) ,  CARTER A. Brent (Univ. Iowa, IA) ,  ROTHMAN Paul B. (Univ. Iowa, IA) ,  FLAVELL Richard A. (Yale Univ. School of Medicine, CT) ,  SUTTERWALA Fayyaz S. (Univ. Iowa, IA) ,  SUTTERWALA Fayyaz S. (Yale Univ. School of Medicine, CT)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 105  号： 26  ページ： 9035-9040  発行年： 2008年07月01日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 結晶状シリカの吸入が珪肺症を引き起こすメカニズムを検討した。LPSで刺激したマクロファージにおいてシリカはTNF-αでもIL-6でもなくIL-1βの分泌をin vitroで誘導した。LPSで刺激したマウスマクロファージにおいてシリカおよびアスベストはNalp3依存的にIL-1β分泌を誘導した。シリカが誘導するIL-1β分泌にはマクロファージへの結晶のインターナリゼーションとカリウムの流出が必要であった。Nalp3インフラマソーム活性化には,シリカが誘導する活性酸素が必要であった。ASC欠失マウスおよびNalp3欠失マウスではシリカ吸入に対する肺の病状が軽減した。マクロファージはNalp3インフラマソームによりシリカを直接判別してシリカに反応していた。

シソーラス用語： タンパク質 ,  タンパク質複合体 ,  *珪肺症 ,  石綿肺 ,  シリカ鉱物 ,  リポ多糖類 ,  マクロファージ ,  インターロイキン1 ,  マウス ,  インターナリゼーション ,  能動輸送 ,  カリウム化合物 ,  金属イオン ,  活性酸素 ,  カスパーゼ ,  *インフラマソーム ,  インターロイキン1β ,  カリウムイオン ,  カスパーゼ1 ,  ネズミ亜目
準シソーラス用語： *Nalp3

分類 (2件)： 生体防御と免疫系一般  (ED01010F) ,  呼吸器の疾患  (GI03000Z)

タイトルに関連する用語 (3件)： NALP3 ,  インフラマソーム ,  珪肺症