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J-GLOBAL ID:200902271357815016   整理番号:08A0776353

成熟マウス前脳のシナプス画分におけるマイクロRNAとその前駆体の発現

Expression of microRNAs and their precursors in synaptic fractions of adult mouse forebrain
著者 (4件):
資料名:
巻: 106  号:ページ: 650-661  発行年: 2008年07月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者等は,数種のシナプス画分におけるマイクロRNAとその前駆体の特性解析を行った。マイクロRNAのマイクロアレイ解析や抗PSD95抗体免疫沈降法,その他の方法で精製したシナプトニューロソーム,シナプトソーム,後シナプス高密度顆粒(PSD)について解析した。大多数の脳領域のマイクロRNAはシナプス画分において検出可能な程度に発現していた。又,マイクロRNA前駆体も全組織と同等レベルで検出できた。マイクロRNAはシナプス画分の可溶画分に主に会合していたが,前駆体は主にPSDと会合していた。試験した7種のマイクロRNAについては,前駆体の相対的シナプス濃縮度と,それに対応する成熟マイクロRNAの濃縮度の間には有意の相関が認められた。これらの知見は,マイクロRNAは少なくとも一部,樹状突起棘内でマイクロRNAプロセシングにより形成されるとの考えを支持している。DicerはPSD内で発現するがカルパインが活性化されるまでは酵素的に不活性状態に置かれる。これらから著者等は,シナプス刺激はシナプス近傍でのマイクロRNAの局所的プロセッシングを導くと主張した。
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  遺伝子発現 
物質索引 (1件):
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