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J-GLOBAL ID：200902271415659976   整理番号：08A0499090

“フラストレイトLewis対” 新しい反応性と触媒作用の概念

“Frustrated Lewis pairs”: a concept for new reactivity and catalysis

著者 (1件)： STEPHAN Douglas W. (Univ. Toronto, Ontario, CAN)
資料名： Organic & Biomolecular Chemistry  (Organic & Biomolecular Chemistry)
巻： 6  号： 9  ページ： 1535-1539  発行年： 2008年05月07日 
JST資料番号： A0499C  ISSN： 1477-0520  CODEN： OBCRAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Lewis酸-塩基の概念は化学反応を理解する上で広い分野で受け入れられた概念である。立体的に込み合ったLewis供与体と受容体の組み合わせによる“フラストレイトLewis対”について議論した。フラストレイトLewis対は立体的な要因で単純なLewis酸-塩基の対は形成せず,他の分子と相互作用する。その結果,フラストレイトLewis対はユニークな反応性を有し,新しい触媒作用を発揮した。フラストレイトLewis対の概念は新しく,今のところ限られた応用しかされていないが,今後,分野を越えて広がっていくと期待できる。

シソーラス用語： *Lewis酸 ,  *Lewis塩基 ,  ドナー-アクセプタ対 ,  反応性 ,  Lewis化合物 ,  付加物 ,  水素化 ,  反応機構
準シソーラス用語： *触媒作用

分類 (2件)： 有機化学一般  (CF01000Y) ,  触媒の性質一般  (CB06121R)

タイトルに関連する用語 (3件)： 反応性 ,  触媒作用 ,  概念