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J-GLOBAL ID：200902271503817425   整理番号：09A0200955

バリウムドープα-アルミナ中への水素の結合

Incorporation of hydrogen in barium-doped α-alumina

著者 (3件)： OKUYAMA Yuji (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Graduate School of Engineering, Omohi Coll., Nagoya Inst. of Technol. ...) ,  KURITA Noriaki (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Graduate School of Engineering, Omohi Coll., Nagoya Inst. of Technol. ...) ,  FUKATSU Norihiko (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Graduate School of Engineering, Omohi Coll., Nagoya Inst. of Technol. ...)
資料名： Solid State Ionics  (Solid State Ionics)
巻： 180  号： 2-3  ページ： 175-182  発行年： 2009年03月09日 
JST資料番号： B0096B  ISSN： 0167-2738  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Verneuil法により成長した0.1mol%バリウムドープα-アルミナ単結晶中への水素の結合現象を赤外吸収スペクトル及び伝導率測定により調べた。H₂/H₂O雰囲気中で焼なましした試料の場合2500~3500cm^-1で,D₂/D₂O雰囲気中で焼なましした試料の場合2150~2300cm^-1で広い赤外吸収帯を観測した。これらの吸収帯はそれぞれOH及びOD結合の伸縮振動によることが分かった。水素の溶解度は酸化性雰囲気の下水素分圧にのみ依存した。積分吸光度の結晶配向依存性を調べるため偏光を用いる赤外吸光度測定を行った。電場の方向がc軸方向に平行である場合赤外吸光度の最大強度を観測した。導電率に対するH⁺/D⁺同位体効果を水素雰囲気下で観測し,H₂からD₂への雰囲気交換によるオーム抵抗変化の緩和時間によりH⁺/D⁺拡散対の化学拡散係数を決定した。プロトンの自己拡散係数の温度依存性を1073~1373Kの温度域でDHi=(1.4-1.0+3.0)×10-3exp(-(0.82±0.12)eVkT)cm2s-1と表した。溶解水素量を自己拡散係数及び伝導率値を用いて(1.0±0.3)×10^-6molcm^-3であると概算した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *αアルミナ ,  *ドーピング ,  *バリウム化合物 ,  *水素 ,  溶解 ,  *結合 ,  液相成長 ,  赤外吸収スペクトル ,  伸縮振動 ,  光吸収 ,  度 ,  偏光 ,  拡散係数 ,  同位体効果 ,  プロトン伝導 ,  固体電解質 ,  コランダム型結晶 ,  Arrheniusの式 ,  吸光度
準シソーラス用語： Verneuil法

分類 (2件)： 固体中の拡散一般  (BL06021L) ,  電気化学一般  (CB07010N)

タイトルに関連する用語 (4件)： バリウム ,  ドープ ,  α-アルミナ ,  水素