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J-GLOBAL ID：200902271546984830   整理番号：08A0624434

抗腫よう天然産物プラジエノライドの標的としてのスプライシング因子SF3b

Splicing factor SF3b as a target of the antitumor natural product pladienolide

著者 (9件)： KOTAKE Yoshihiko (Eisai Co., Ltd., Ibaraki, JPN) ,  SAGANE Koji (Eisai Co., Ltd., Ibaraki, JPN) ,  OWA Takashi (Eisai Co., Ltd., Ibaraki, JPN) ,  MIMORI-KIYOSUE Yuko (KAN Res. Inst. Inc., Hyogo, JPN) ,  SHIMIZU Hajime (Eisai Co., Ltd., Ibaraki, JPN) ,  UESUGI Mai (Eisai Co., Ltd., Ibaraki, JPN) ,  ISHIHAMA Yasushi (Eisai Co., Ltd., Ibaraki, JPN) ,  IWATA Masao (Eisai Co., Ltd., Ibaraki, JPN) ,  MIZUI Yoshiharu (Eisai Co., Ltd., Ibaraki, JPN)
資料名： Nature Chemical Biology  (Nature Chemical Biology)
巻： 3  号： 9  ページ： 570-575  発行年： 2007年09月 
JST資料番号： W2213A  ISSN： 1552-4450  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： プラジエノライドは,ヒト血管内皮細胞増殖因子を用いる細胞基盤リポーター遺伝子発現アッセイにより発見された天然抗腫ようマクロライドである。しかしその作用機構は未知の部分が多い。本論文では,³H-標識,蛍光標識および光親和性/ビオチン標識(PBプローブ)を用い,スプライシング因子SF3bの140-kDaにプラジエノライドが結合することを示した。PBプローブとSF3bサブユニット3(SAP130)との間に直接的相互作用があることを見出した。さらにプラジエノライド誘導体のSF3b複合体への結合は,リポーター遺伝子発現阻害活性と細胞増殖阻害に密接に相関することを認めた。またプラジエノライドBは投与量に依存してin vivoスプライシングを阻害することを見出した。

シソーラス用語： *抗腫瘍薬 ,  天然材料 ,  *ターゲット ,  蛍光標識 ,  生理活性因子 ,  RNAスプライシング ,  増殖阻害 ,  レポーター遺伝子 ,  分子間相互作用 ,  細胞内分布 ,  HeLa細胞 ,  構造活性相関 ,  スプライシング因子
準シソーラス用語： SF3b ,  *プラジエノライド ,  天然物

分類 (1件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 腫よう ,  天然産物 ,  標的 ,  スプライシング因子 ,  SF3b