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J-GLOBAL ID:200902271645017299   整理番号:09A0593902

カンジダ属真菌8種のゲノムにおける病原性および有性生殖の進化

Evolution of pathogenicity and sexual reproduction in eight Candida genomes
著者 (40件):
資料名:
巻: 459  号: 7247  ページ: 657-662  発行年: 2009年06月04日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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カンジダ属真菌は,日和見真菌感染症の,世界中で最も広くみられる原因である。本論文では,カンジダ属の6種のゲノム塩基配列を報告し,これらの種と近縁の病原性および非病原性の菌種との比較について述べる。病原性種の細胞壁,分泌タンパク質,および輸送体の遺伝子ファミリーには大幅な拡大が認められることから,毒性に伴って適応したことが示唆される。3つの二倍体種では,広範なゲノム領域がホモ接合となっており,これはおそらく最近組み換えが生じた結果であろう。意外にも,いくつかの種では,接合と減数分裂の経路の重要な成分が欠落している。この中には,接合型遺伝子座(MTL)の大きな差異が含まれる。Lodderomyces elongisporusにはMTLがなく,ほかの種では,細胞の独自性を決定する因子であるa1/α2が失われていることから,接合型や細胞型が制御される仕組みについて疑問が生じた。CUGの遺伝コードのロイシンからセリンへの変化に関する解析では,祖先のCUGコドンの99%が消失し,ほかの場所に新たなコドンが生じたことが明らかになった。また我々は,Candida albicansの遺伝子カタログを改訂し,多くの新規遺伝子を同定した。Copyright Nature Publishing Group 2009
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物の生化学  ,  遺伝子の構造と化学 

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