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J-GLOBAL ID:200902271668481502   整理番号:09A0722446

腸脛靱帯引張が膝蓋大腿骨及び脛骨-大腿骨運動学に影響する

Iliotibial band tension affects patellofemoral and tibiofemoral kinematics
著者 (4件):
資料名:
巻: 42  号: 10  ページ: 1539-1546  発行年: 2009年07月22日 
JST資料番号: D0632A  ISSN: 0021-9290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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腸脛靱帯(ITB)は,膝関節力学に重要な役割を持っており,緊張は膝蓋大腿骨トラッキング不良を生じる。本研究は,膝運動学におけるITB張力増加の影響を調べた。9個の新鮮冷凍死体膝関節の大腿四頭筋構成要素に,175Nを負荷した。Polaris光学式トラッキングシステムを使用し,100°から0°曲げへの運動時の関節運動を記録した。これは,追従ITB荷重:30,60及び90N後に繰り返した。膝蓋移動に対して30Nでは変化は無かった。平均的に,60及び90Nにおいて,膝蓋は,ITB無負荷条件と比較して,中程度の屈曲範囲にて0.8mm及び1.4mm横方向に移動した。膝蓋は,ITB荷重が30,60,90Nに負荷を増す時にそれぞれ0.7°,1.2°及び1.5°横方向に傾斜した。屈曲サイクルの終端に向けて膝蓋横方向回転(遠位膝蓋骨が横方向に移動)における増加と見合うものがあった。脛骨の増加した外部回転は,初期の屈曲時に発生し,60°及び75°曲げの間で最大となった。この増加は,30,60及び90Nに対するこの範囲においてそれぞれ5.2°,9,5°及び13°であった。ITB荷重と共に増加した脛骨外転は観察されなかった。増加した膝蓋横方向移動と傾斜は,横方向軟骨圧増加を示唆した。さらに,増加した脛骨外部回転は,Q角を増した。腸脛靱帯(ITB)緊張の影響が知られるようになった以上は,臨床結果と外側支帯解離術との関係が調べられる必要が有る。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
筋肉・運動系一般  ,  運動器系の基礎医学 

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