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J-GLOBAL ID：200902271759163074   整理番号：08A1062588

多層カーボンナノチューブに関する近極限強度の測定および照射誘起効架橋改善

Measurements of near-ultimate strength for multiwalled carbon nanotubes and irradiation-induced crosslinking improvements

著者 (7件)： PENG Bei (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  LOCASCIO Mark (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  ZAPOL Peter (Argonne National Lab., Illinois, USA) ,  LI Shuyou (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  MIELKE Steven L. (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  SCHATZ George C. (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  ESPINOSA Horacio D. (Northwestern Univ., Illinois, USA)
資料名： Nature Nanotechnology  (Nature Nanotechnology)
巻： 3  号： 10  ページ： 626-631  発行年： 2008年10月 
JST資料番号： W2059A  ISSN： 1748-3387  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 理論的限界値に近い破断強度~100GPaと破断歪みを示す多層カーボンナノチューブ(MWNT)の単一殻欠陥の影響を実験的に測定した。また,電子照射架橋によるMWNTの持続的荷重の劇的改善を報告した。MEMS材料試験装置を用いてその場TEM法により非照射3種,電子照射3種の単一MWNTについて荷重と変位の同時測定を行った。また,画像処理により欠陥を可視化した。PM3,第二世代の修正Tersoff-Brenner(MTB-G2)ポテンシャル,自己無撞着電荷密度汎関数(SCC-DFTB)強束縛近似法を用いて計算を行った。PM3計算から単一の欠陥でさえ[10,0]チューブの欠陥応力を124から101GPaに,欠陥歪みを~20%から~13%に低下させることが分かった。電子照射した3種については層間架橋により最大荷重が照射量に応じて~2.4,~7.9,および~11.6倍に増大することが分かった。

シソーラス用語： *多層カーボンナノチューブ ,  *破断強さ ,  材料試験 ,  電子照射 ,  SCF法 ,  密度汎関数法 ,  PM3法 ,  強束縛近似 ,  格子欠陥 ,  放射線架橋

分類 (2件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  その他の材料の試験  (HB05000T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 多層カーボンナノチューブ ,  極限強度 ,  誘起 ,  架橋