抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は,インドネシアのジャカルタにおいて,青少年がうろつき行動をするための都市の公共空間の利用及びこれらの空間が青少年のうろつき行動に対して持つ多様なアフォーダンスを検討する。アンケート・セットがジャカルタの4つの学校の11-16歳の青少年たちの間に配布され,利用できる公共空間の使用についての記述を得た。この研究で,青少年が様々なタイプの区間を使用して,かれらの必要性を友達とのうろつきに適応させていることがわかった。彼らは,娯楽や社交のための環境として,指定された空間や他の催しの指定空間に使っているのが分かった。この調査結果はまた,バス停や街角,及び青少年の日常の活動空間のなくては成らない部分となっている無計画な空間のようなあるタイプの都市空間の潜在性を浮き彫りにした。このような空間は,青少年の社会環境に対する必要性をサポートする様々なアフォーダンスを持っている。この研究は,青少年が都市全体をたまり場として利用していることを確認した。都市空間のデザインの際には,都市空間の多様なアフォーダンスを理解し,空間の主要な催しを超えた活動のためにこれらの空間を利用している青少年の性質を検討することが重要になっている。(翻訳著者抄録)