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J-GLOBAL ID:200902271892877101   整理番号:09A0538950

予混合膜乳化による水中-油中-固体分散液による固体脂質マイクロカプセルの調製

Preparation of solid lipid microcapsules via solid-in-oil-in-water dispersions by premix membrane emulsification
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巻: 151  号: 1-3  ページ: 387-396  発行年: 2009年08月15日 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究は予混合膜乳化とそれに続く油相の固化による水中-油中-固体(S/O/W)分散液を用いたドラッグデリバリーシステム用に狭い粒子径分布を持つ,親水性,被包性ドラッグ固体脂質マイクロカプセル(SLMCs)の新しい調製法について述べた。本研究の主な側面は固体脂質中の親水性ドラッグのナノオーダーの固体粒子の生成であり,次にナノオーダー粒子をサイズ制御された脂質マイクロカプセルにカプセル化することである。調製されたカプセルは高融点トリグリセライド,融点55°Cのグリセロールトリミリステートから成るマトリックスタイプの構造を持つ。カプセルの親油性マトリックス中に親水性ドラッグ,ビタミンB12(VB12)がはめ込まれた。初めに油中固体(S/O)分散液を予め調製した油中水エマルジョン中に1.1wt%VB12を含む水滴から水を除くことで調製し,その後60°Cで外部の水と混合して粗いS/O/W分散液を生成した。得られたS/O/W分散液を平均細孔径14.8μmのシラス多孔質ガラス(SPG)膜中をこの温度,膜差圧25kPaで通過させ,均一なサイズのS/O液滴が非常に高いフラックス(11.8m3m-2h-1)で生成した。次にS/O/W分散液中の油相の固化によりSLMC中に高いカプセル化効率(93.5%に達する)で平均粒子径15.4μmが得られた。予混合膜乳化に於いて膜差圧はS/O/W分散液と生成するSLMCsの性状に影響した。高い膜差圧では膜細孔中の高いせん断応力の為により小さいS/O液滴が広いサイズ分布で低いカプセル化効率で得られた。SLMCsの粒子サイズは予混合膜乳化の膜の細孔サイズと膜差圧を調節してコントロールした。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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固体の乾燥  ,  製剤一般  ,  応用物理化学的操作・装置 

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