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J-GLOBAL ID：200902271937789764   整理番号：08A0566470

軟質ポリウレタンフォームの気泡断面と気泡分布

著者 (1件)： 足立廣正 (名古屋市工研)
資料名： 月刊Material Stage  (マテリアルステージ)
巻： 8  号： 2  ページ： 113-115  発行年： 2008年05月10日 
JST資料番号： L5969A  ISSN： 1346-3926  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ポリウレタンフォームの製造はポリオールとイソシアナートの反応でポリウレタンを合成し,同時にイソシアナートと水の反応で発生する炭酸ガスで気泡を形成する。硬質ポリウレタンフォームは気泡が閉塞する独立気泡に対し,軟質ポリウレタンフォームは気泡が連続する連通気泡を形成する。そのため吸音材やクッション材,自動車用の内装材,緩衝材,シール材,パッキン材に汎用する。発泡体の物性は素材の種類や発泡倍率,気泡構造に依存し,特に気泡の形状や大きさが発泡プラスチックの特性に大きく影響する。軟質ポリウレタンフォームの断面形状から三次元気泡径を推測し,気泡径や気泡分布と押込硬さの関係を解説した。気泡の面積分率中央値と体積分率中央値は良好に相関し,多孔質金属やセラミックも同様に気泡分布を比較できる。

シソーラス用語： *ポリウレタン ,  *発泡プラスチック ,  気泡径分布 ,  形状測定 ,  断面図 ,  三次元測定 ,  多孔質体 ,  吸音材料 ,  緩衝材 ,  内装材料 ,  シーラント ,  パッキン ,  *材料試験 ,  押込硬さ
準シソーラス用語： クッション材 ,  ポリウレタンフォーム

分類 (2件)： ポリウレタン  (YH07130G) ,  ゴム・プラスチック材料試験  (HB03000F)

引用文献 (3件)：

• 牧廣, 小坂田篤“プラスチックフォームハンドブック”, 日刊工業新聞社, 東京 (1973)
• R. T. Dehoff and F. N. Rhines,”計量形態学”, 内田老鶴圃 (1972), pp. 169~177
• 足立廣正, 長谷川照夫, 高分子論文集, 53, 548(1996)

タイトルに関連する用語 (3件)： 軟質ポリウレタンフォーム ,  気泡 ,  分布