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J-GLOBAL ID：200902272234201435   整理番号：09A0605444

ダイヤモンド中のキャリアのエネルギー分布と散乱機構

Energy distributions and scattering mechanisms of carriers in diamond

著者 (1件)： TSUKIOKA K. (Dep. of Intelligent Information Systems, Tamagawa Univ., 6-1-1 Tamagawagakuen, Machida, Tokyo 194-8610, JPN)
資料名： Diamond and Related Materials  (Diamond and Related Materials)
巻： 18  号： 5-8  ページ： 792-795  発行年： 2009年05月 
JST資料番号： W0498A  ISSN： 0925-9635  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キャリアの移動性に関する最近の実験と理論研究に基づいて,CVDダイヤモンド薄膜中のキャリアのエネルギー分布と散乱機構について議論する。光励起ホールのエネルギー分布を,アンサンブルモンテカルロ法で分析した。80K以上では,光励起ホールは100ps以内に格子と疑似平衡に達して,今まで報告されている光励起ホールの高い移動度値が,光励起ホールのエネルギー分布と熱力学的平衡状態のホールのエネルギー分布の違いの結果と考えることができないことを示す。最近の文献中の電子ホール移動度の実験データは反復法で分析した。実験値と理論値の間の整合はE_l=8.0eVの変形電位定数をもたらす。Pernot他は,同じデータを分析して,E_l=17.7eVのかなり異なった値を得た。この食い違いは,ほとんどがバレー間フォノン散乱を計算する方法の違いから来る。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ダイヤモンド ,  セラミック膜 ,  製膜 ,  化学蒸着 ,  キャリア ,  移動度 ,  励起子 ,  正孔 ,  エネルギー分布 ,  計算機シミュレーション ,  モンテカルロ法 ,  キャリア散乱

分類 (3件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  その他の無機化合物の薄膜  (BK14060A)

タイトルに関連する用語 (4件)： ダイヤモンド ,  キャリア ,  エネルギー分布 ,  散乱