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J-GLOBAL ID:200902272246323382   整理番号:08A0378450

低対称位置の遷移イオンの結晶場パラメーターデータセットの包括的分析及び結晶構造情報の抽出 BaPrO3中のPr4+への応用

Comprehensive analysis of crystal field parameter datasets for transition ions at low symmetry sites and extracting structural information-Application to Pr4+ in BaPrO3
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巻: 456  号: 1-2  ページ: 16-26  発行年: 2008年05月29日 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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我々の最近の文献調査によると,種々の母材で,希土類イオンの斜方晶,単斜晶及び三斜晶の対称位置の結晶場パラメーター(CFP)データセットがあることが分かった。観測された低対称効果が事実であり明白な場合でも,CFPデータセットは,同じイオン-母材システムであっても,直接比較できないことが多い。低対称効果の性質を見きわめ,低対称CFPの有用な本質的な構造情報を抽出するためには,慎重な考慮が必要である。このために三つの方法からなる,包括的なアプローチを提案している。第一の方法は,第二順位のCFPの主要な値を見つけ,オリジナル又は結晶学上の結晶に関連した主軸の方向を見つけること。第二の方法は,cubic/axial擬似対称軸法を低対称のケースに応用する。第三の方法は,closeness factors CpのCFPデータセットとnorms ratios Rpとの定量的な比較である。ここに,関連するHCFに対し,norms ratios Rp=NA/NB p=k=2,4及び6,そしてglobal(p=gl)。有用な第一及び第二の方法で作られた,種々の物理的に等価なCFPデータセットを初期セットとして多重相関させる方法も論じている。この研究は,EMR分野で使われているハミルトニアン理論とCF理論を統合することでも利益を得ている。このアプローチの応用として,CF理論としては初めて,三斜晶状のCFPと低対称効果及び立方晶CFPを再分析して,BaPrO3中のPr4+へ応用した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造 

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