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J-GLOBAL ID:200902272501969240   整理番号:08A0057660

ベンゾ縮環した無金属フタロシアニン薄膜の吸収,ルミネセンス,およびRaman分光性質

Absorption, luminescence, and Raman spectroscopic properties of thin films of benzo-annelated metal-free porphyrazines
著者 (3件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 661-672  発行年: 2008年04月 
JST資料番号: D0731A  ISSN: 0022-2313  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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無金属線状ベンゾ縮環したポルフィラジン類(テトラ(tert-ブチル)ポルフィラジン(tBu-TAPH2),テトラ(tert-ブチル)フタロシアニン(tBu-PcH2),およびオクタフェニルテトラアントラポルフィラジン(AnH2))の薄膜性質を,顕微-Ramanおよび-ルミネセンス分光法を使ってレーザ励起によって検討した。tBu-TAPH2の励起で,全ての化合物を,主に励起子結合に因り広範な吸収パターンによって特性化した。縮環ベンゾ部分当りQバンド吸収用の強い深色性エネルギーシフトが,tBu-TAPH2からAnH2に進行する固体状態と共に溶液中で見られた。tBu-TAPH2,tBu-PcH2,およびtBu-NpH2の膜が,大きなStokesシフトを持つ単一の広い特徴のないルミネセンス帯を示し,それが励起子状態から起こっていた。加えて,tBu-TAPH2とtBu-NpH2は,単量体様分子から出た光ルミネセンスピークを示した。これ等のポルフィラジンは,2つの発光ピークを夫々示すことが知られている唯一の物であった。薄膜のルミネセンス効率の組織的な減少が観察され,放射崩壊チャネルの効率的な消光へ導く励起子結合およびマイグレーションに起因できた。それもまた薄膜のRaman分光特性化で,そして高濃度溶液中のtBu-NpH2事例で考慮した。その化合物の異なる共鳴Ramanスペクトルをベンゾ縮環度を区別するための指紋として使用できた。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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有機化合物の薄膜  ,  窒素複素環化合物一般  ,  有機化合物のルミネセンス 
物質索引 (7件):
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