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J-GLOBAL ID：200902272579425298   整理番号：08A0595536

単層カーボンナノチューブペーパー電極のリチウムイオン容量

Lithium Ion Capacity of Single Wall Carbon Nanotube Paper Electrodes

著者 (5件)： LANDI Brian J. (Rochester Inst. of Technol. (RIT), New York) ,  GANTER Matthew J. (Rochester Inst. of Technol. (RIT), New York) ,  SCHAUERMAN Christopher M. (Rochester Inst. of Technol. (RIT), New York) ,  CRESS Cory D. (Rochester Inst. of Technol. (RIT), New York) ,  RAFFAELLE Ryne P. (Rochester Inst. of Technol. (RIT), New York)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 112  号： 19  ページ： 7509-7515  発行年： 2008年05月15日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高純度単層カーボンナノチューブ(SWCNT)ペーパー電極のリチウム金属に対する電気化学的サイクリング特性を種々の電解質溶媒中で測定した。汎用的エチレンカーボネート(EC):ジメチルカーボネート(DMC)共溶媒混合物にプロピレンカーボネート(PC)を加えた電解質溶媒を用いることによりリチウムイオン容量は増大し,520mAh/gに達した。ポリマ結合剤や金属基板担体がない自立型SWCNT電極は,サイクリング特性が著しく改善され,10サイクル後でも,初期容量の95%以上を保持していることが分かった。これらの特性に共通した最初のサイクルでのヒステリシスも,溶媒を選ぶことにより劇的に変化し,SWCNTの容量に対し固体-電解質-界面形成が重要であることを示した。脱Li化SWCNTペーパー電極の形態をRaman及び光吸収,X線回折,走査型電子顕微鏡により調べ,元のSWCNTの構造は,わずかな欠陥あるいは不純物が増加するがサイクリング後でも保存されることが分かった。これらの結果から,自立型SWCNTペーパー電極のリチウムイオン電池への応用が期待される。

シソーラス用語： *単層カーボンナノチューブ ,  *容量 ,  リチウム化合物 ,  金属イオン ,  *電極材料 ,  リチウムイオン電池 ,  リチウムイオン
準シソーラス用語： *リチウムイオン容量

分類 (2件)： 電極過程  (CB07040U) ,  一次電池  (YB04020Z)

タイトルに関連する用語 (3件)： 単層カーボンナノチューブ ,  ペーパー ,  リチウムイオン