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J-GLOBAL ID:200902272683180779   整理番号:08A1127323

東北地方におけるマツ材線虫病とマツノマダラカミキリの分布変遷

Changes in the distributions of pine wilt disease and the vector beetle Monochamus alternatus in the Tohoku region of northern Japan
著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: 139-158  発行年: 2008年09月 
JST資料番号: F0976B  ISSN: 0916-4405  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日本におけるマツ材線虫病の分布北限地帯である東北地方で,マツ材線虫病の分布拡大過程を明らかにするために,マツ材線虫病によるアカマツおよびクロマツの枯死木と,マツノザイセンチュウの媒介昆虫であるマツノマダラカミキリの分布を,1980年から2006年の分布図としてとりまとめた。分布図は,福島県,宮城県,山形県,岩手県,秋田県,および青森県が市町村単位にマツ材線虫病の発生とマツノマダラカミキリの捕獲頭数を調査した結果をとりまとめた,東北林業試験研究機関連絡協議会森林保全部会の内部資料図である東北地方におけるマツノザイセンチュウおよびマツノマダラカミキリの年度毎の分布図を基に作成した。マツ材線虫病による枯死木とマツノマダラカミキリの分布は共に,とりまとめ期間中に未被害地域に拡大した。マツ材線虫病は,日本海側では秋田県北部まで,太平洋側では岩手県内陸中部と沿岸南部まで分布を拡大した。マツノマダラカミキリは,日本海側では青森県西部,太平洋側では岩手県内陸中部と沿岸南部まで分布北限を拡大した。(著者抄録)
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線虫による植物被害 
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