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J-GLOBAL ID:200902272842641502   整理番号:08A0248911

クロム触媒によるエチレン四量化及び三量化反応に用いる炭素橋架けジホスフィン配位子

Carbon-bridged diphosphine ligands for chromium-catalysed ethylene tetramerisation and trimerisation reactions
著者 (12件):
資料名:
巻: 283  号: 1-2  ページ: 114-119  発行年: 2008年03月18日 
JST資料番号: B0605C  ISSN: 1381-1169  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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クロム触媒によるエチレン三量化及び四量化反応への炭素橋架けジホスフィン配位子の使用を調べた。二炭素と三炭素スペーサ配位子はすべて,選択的オリゴマ化活性を示し,P-Cr-Pバイト角と1-オクテン:1-ヘキセン比間の構造-選択性相関が見られた。一炭素スペーサジホスフィン類の活性化クロム錯体は,配位子が触媒活性化条件下で不変であれば,有効な四量化触媒であることも分かった。ビス(ジフェニルホスフィノ)ベンゼン配位子をもつ触媒は,組み合わせた1-ヘキセンと1-オクテンの選択性は最も良いジホスフィノアミン(PNP)よりも低かったが,非常に活性であることが分かった。高い反応温度及び圧力を用いると,副生成物による収率損失はある程度最少にすることができた。PNPベース系と異なり,クロム塩と遊離配位子からin situでCr/ビス(ジフェニルホスフィノ)ベンゼンを活性化する試みでは,活性が低く,高分子が生成した。触媒選択性に及ぼす種々のホスフィン置換の影響を調べた。触媒中心(o-アルキルフェニルホスフィン)の周りの立体的束縛はPNP触媒の場合と同様に,1-ヘキセン生成へシフトした。更に,ホスフィン類の塩基性度は触媒選択性に影響を及ぼし,アルキルホスフィンは三量化を優先した。ホスフィン塩基性度と橋架け構造の相互作用は明らかであるが,塩基性ホスフィン原子と小さいバイト角の両者を持つ配位子を含む触媒は1-オクテン生成に選択的であった。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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第6族,第7族元素の錯体  ,  均一系触媒反応  ,  有機りん化合物  ,  アルケン 
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