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J-GLOBAL ID:200902272916726670   整理番号:08A0278987

二量化開始シグナル領域の配列相違により起きるHIV1サブタイプBとC変異体の間の長範囲組換勾配

Long-range Recombination Gradient between HIV-1 Subtypes B and C Variants Caused by Sequence Differences in the Dimerization Initiation Signal Region
著者 (7件):
資料名:
巻: 377  号:ページ: 1324-1333  発行年: 2008年04月11日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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HIV1のサブタイプ間組換体はAIDS流行病の形成における重要な役割を増加している。サブタイプ間のHIV1組換体を形成する分子メカニズムを理解するために探索した。HIV1サブタイプB及びCの組換体を解析し,5′長末端反復配列(LTR)からpol遺伝子の末端部に及ぶウイルスゲノムにおいてこれらの交差結合を同定した。56プロウイルスにおいて56の組換事象を同定し,これらの事象の分布は明白な組換勾配を示した。解析した領域の5′ハーフよりも3′ハーフにおいて顕著な交差結合が存在した。HIV1サブタイプB及びCは異なる二量化開始シグナル(DIS)を保持した。DISの完全な塩基対を形成するサブタイプB及びC RNAの不能は二量体RNA構造に影響し,ウイルスゲノムの5′末端部での組換事象の低下をもたらすことを仮定した。この仮説を試験するために,サブタイプCウイルスから形成された組換体及びサブタイプC DISを含む改変サブタイプBウイルスを試験した。解析した56プロウイルスにおいて,B/C組換体においてよりも顕著に高頻度の96組換事象を同定した。さらに,これらの交差結合は解析した領域全体に分布し,組換勾配はDISに適合することにより修正されることを示した。それゆえに,DISの塩基対はHIV1逆転写時に,この複合体の核酸構造の維持にほとんど類似する重要な機能を保持した。これらの知見から,レトロウイルス組換に重要な要素を示し,AIDS流行病に重要なHIV1のサブタイプ間組換体の形成に洞察を提供した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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分子遺伝学一般  ,  ウイルスの生化学 

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