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J-GLOBAL ID：200902272931473184   整理番号：08A0658246

2周波連続発射CW近距離レーダの開発

著者 (4件)： 荒木喬 (弘前大 大学院理工学研究科) ,  長瀬智行 (弘前大 大学院理工学研究科) ,  荒木真 (本田技研) ,  尾野久雄 (ユピテル)
資料名： 電気学会論文誌 E  (IEEJ Transactions on Sensors and Micromachines)
巻： 128  号： 7  ページ： 302-305  発行年： 2008年07月01日 
JST資料番号： L3098A  ISSN： 1341-8939  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,自動車運転操作に不可欠な車間距離変位測定用マイクロ波近距離レーダを開発してきた。本稿では,2周波連続発射CWマイクロ波によるドップラー周波数を検出することによる静止物体および移動物体までの車間距離変位測定方法について述べる。シミュレーションと実測結果は高精度にて車間距離変位測定が可能であり,十分実用化が可能であることを示している。本方式では極近距離及び車間距離変位の測定が可能であり,従来レーダとの併用により,高分解能測距の可能性が期待出来る。具体的には,従来のレーダにて車間距離を算出し,さらに本研究で開発した方式により,さらに,高分解能測距及び変位測定が可能となれば,高速走行時の微少な距離の変化が検出可能となる。

シソーラス用語： *搭載レーダ ,  車間距離 ,  *変位測定 ,  マイクロ波 ,  *自動車 ,  周波数 ,  *CWレーダ ,  分解能 ,  シミュレーション ,  自動車事故 ,  Dopplerレーダ
準シソーラス用語： 連続波レーダ

分類 (2件)： レーダ  (ND13010H) ,  自動車事故,交通安全  (TB01050G)

引用文献 (4件)：

• (1) C. Corbrion, T. Ditchi, S. Hole, E. Carreel, and F. Lewiner : “A broad beam Doppler speed sensor for automotive applications”, Sensor Review, Vol. 21, No. 1, pp. 28-32 (2000)
• (2) R. Schubert, P. Heide, and V. Magori : “Microwave Doppler Sensors Measuring vehicle Speed and Traveled Distance” : MIOP95, Stuttgart-Sindelfingen, 30.5.-1.6 (1995)
• (3) R. J. Mayham and R. A. Bishel : “A Two-Frequency radar for Vehicle Automatic Lateral Control”, IEEE Trans., Vol. VT-31, No. 1, (1982)
• (4) T. Araki, D. Hasegawa, T. Nagase, M. Araki, and H. Ono : “A New Speedometer Design for a Vehicle using K-Band Doppler Sensor”, IEEJ Trans. SM, 124 E, 5, p. 179-182 (2004-5)

タイトルに関連する用語 (5件)： 2周波 ,  CW ,  近距離 ,  レーダ ,  開発