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J-GLOBAL ID：200902272956494470   整理番号：08A0406641

保存ゆらぎウリジンtRNAチオラーゼCtu1-Ctu2はゲノムの整合性維持に必要である

The conserved Wobble uridine tRNA thiolase Ctu1-Ctu2 is required to maintain genome integrity

著者 (7件)： DEWEZ Monique (Univ. Namur, Namur, BEL) ,  BAUER Fanelie (Univ. Namur, Namur, BEL) ,  DIEU Marc (Univ. Namur, Namur, BEL) ,  RAES Martine (Univ. Namur, Namur, BEL) ,  VANDENHAUTE Jean (Univ. Namur, Namur, BEL) ,  HERMAND Damien (Univ. Namur, Namur, BEL) ,  HERMAND Damien (Hubrecht Inst., Utrecht, NLD)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 105  号： 14  ページ： 5459-5464  発行年： 2008年04月08日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： C.elegansの細胞質tRNAチオウリジラーゼ(Ctu-1)の機能を調べるために,ヌル変異を研究した。変異動物は25°Cで発育不良を示し,Ctu-1遺伝子は構造遺伝子変異が必要であることを示した。他のタンパク質との相互関係を調べ,見つかった遺伝子をCtu-2と名づけた。分裂酵母でctu1について調べると,線虫とよく似た表現型を示した。Ctu1はtRNAチオラーゼに関係しており,tRNAについて調べると変異型でmcm⁵S²Uヌクレオチドを欠いていた。PP-loopにおける変異体の研究から,チオラーゼ活性の欠如によるものであると結論した。Ctu1はtRNA^LYS_UUUに結合し,tRNA^LYS_CUUには結合しなかった。このことから,Ctu1-Ctu2複合体は翻訳時の読み違いを防いでいると考えられる。

シソーラス用語： ゲノム ,  Caenorhabditis elegans ,  コドン認識 ,  Schizosaccharomyces ,  tRNA ,  *タンパク質複合体 ,  タンパク質 ,  翻訳【遺伝】 ,  酵素 ,  タンパク質結合
準シソーラス用語： Ctu1蛋白質 ,  *Ctu1-Ctu2複合体 ,  Ctu2蛋白質 ,  チオラーゼ

分類 (1件)： 遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： 保存 ,  ゆらぎ ,  ウリジン ,  tRNA ,  チオラーゼ ,  ゲノム ,  整合性