抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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UWBレーダは耐候性を有しつつ,近距離(およそ30m未満)を10cm以下の距離分解能で計測することが可能であるため,自動車における予防安全技術の重要なキーデバイスとなっている。一方,放出する電波の占有帯域幅が500MHz以上と広いため,帯域を共用する他システムへの与干渉量により普及や,垂直方向の放射電力が制限される,という問題がある。周波数帯域は主に準ミリ波帯(24GHz帯,26GHz帯),ミリ波帯(79GHz帯)を割り当ての対象としている。特に,準ミリ波帯部品はミリ波帯部品と比較して取り扱いが容易なため,普及価格帯の車両に搭載する周辺監視センサ用途に適しており,実際に商用化されつつある。本稿では2006年12月に発足した情報通信審議会UWB無線システム委員会UWBレーダ作業班のこれまでの活動を中心に,準ミリ波帯レーダの法制化動向を紹介する。(著者抄録)