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J-GLOBAL ID：200902273068597585   整理番号：08A0377924

抗原提示細胞による微生物糖質脱重合 MHCII経路による提示前の脱アミノ反応

Microbial carbohydrate depolymerization by antigen-presenting cells: Deamination prior to presentation by the MHCII pathway

著者 (3件)： DUAN Jinyou (Harvard Medical School, MA) ,  AVCI Fikri Y. (Harvard Medical School, MA) ,  KASPER Dennis L. (Harvard Medical School, MA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 105  号： 13  ページ： 5183-5188  発行年： 2008年04月01日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 純粋な糖質が抗原提示細胞のエンドソーム/リソソームの中で脱重合されるメカニズムを探った。エンドソームでのBacteroides fragilis由来の多糖Aの脱重合は,抗原提示細胞が無傷の誘導型一酸化窒素シンターゼを有することに依存した。一酸化窒素による多糖Aの産物により誘導されるT細胞増殖はMHCクラスII(MHCII)経路の阻害剤によって遮断された。一酸化窒素による多糖Aの産物はMHCII経路によりT細胞を活性化し,多糖Aの両性イオン性を保持していた。多糖Aの脱重合の化学メカニズムは,多糖Aが約10~15kDaに脱アミノ切断され,その産物がMHCIIに結合してCD4⁺T細胞受容体に提示されることであった。

シソーラス用語： *抗原提示細胞 ,  Bacteroides fragilis ,  一酸化窒素シンターゼ ,  多糖類 ,  双性イオン ,  MHCクラスII抗原 ,  解重合 ,  抗原提示 ,  ノックアウトマウス ,  樹状細胞 ,  脱アミノ ,  *糖質代謝
準シソーラス用語： 誘導型一酸化窒素シンターゼ ,  多糖A ,  反応性窒素種

分類 (1件)： 生体防御と免疫系一般  (ED01010F)

タイトルに関連する用語 (6件)： 抗原提示細胞 ,  微生物 ,  糖質 ,  脱重合 ,  経路 ,  脱アミノ反応