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J-GLOBAL ID:200902273091275102   整理番号:08A0371984

PPARαアクチベーターはAMP活性化蛋白質キナーゼの活性化を通じてeNOS活性を上方制御しサイトカイン誘導NFκB活性化を阻害する

PPARα activators upregulate eNOS activity and inhibit cytokine-induced NF-κB activation through AMP-activated protein kinase activation
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巻: 82  号: 15-16  ページ: 884-891  発行年: 2008年04月09日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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内皮由来NOは血管保護の重要なメディエーターであり,内皮細胞表面上の接着分子の発現は動脈硬化性病変への白血球動員に重要である。AMP活性化蛋白質キナーゼ(AMPK)の活性は血管内皮細胞に対するPPARαアクチベーターの有益作用の下流メディエーターであると仮説を立てた。ヒト臍静脈内皮細胞(HUVEC)をフェノフィブラートあるいはWY14643で処理すると,AMPKとその下流標的であるアセチルCoAの燐酸化の測定により,AMPKが一過性に活性化されることがわかった。フェノフィブラートはAkt及びeNOSを燐酸化してNO産生増加を導き,またサイトカイン誘導NFκB活性化を引き起こして接着分子遺伝子の発現を抑制した。フェノフィブラートに反応したeNOS活性及びNO産生の低下は,AMPK siRNAあるいはAMPKの薬物遮断剤であるAraAの処理細胞で認めた。フェノフィブラートで誘導したNFκB活性化阻害は,AMPK siRNAあるいはAraで処理したマウス内皮細胞(SVEC4)では減少した。TNFαはIKK活性の誘導によってIκBα活性化を刺激し,フェノフィブラートはIKK活性とTNFα誘導IκBα燐酸化を阻害することがわかった。これらの結果は,糖尿病性微小血管症の阻害など内皮細胞へのPPARαアクチベーターの有益な作用は,その脂質低下作用を超えてAMPK活性化誘導に貢献する可能性があることを示唆した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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脂質代謝作用薬の基礎研究 

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