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J-GLOBAL ID：200902273261348207   整理番号：09A0362319

オフィス環境評価のための知的パフォーマンステストの実用化に向けた改良と検証

著者 (6件)： 宮城和音 (京大 大学院エネルギー科学研究科) ,  榎本健治 (京大 大学院エネルギー科学研究科) ,  下田宏 (京大 大学院エネルギー科学研究科) ,  石井裕剛 (京大 大学院エネルギー科学研究科) ,  岩川幹生 (パナソニック電工) ,  寺野真明 (パナソニック電工)
資料名： ヒューマンインタフェース学会研究報告集  (Human Interface)
巻： 11  号： 1  ページ： 25-30  発行年： 2009年03月10日 
JST資料番号： L3606A  ISSN： 1344-7270  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： これまで,オフィスでの知的作業の生産性を定量的かつ簡便に評価する方法としてプロダクティビティ評価法「CPTOP:Cognitive Performance Test of Office Productivity」と,その改良版である「CPTOP2」を開発してきた。しかし,オフィスでの実用を考えると,測定時間が長いという問題点が指摘されていたため,本研究では,従来の測定精度を保ちつつ,より短い測定時間で評価できるCPTOP2修正案について検討した。本稿では,まず,CPTOP2の基本的な考え方を紹介し,その上で,今回の修正ポイントについて説明した(具体的には,「語句タスク」については不適切文章の削減,「ブロックタスク」についてはパスの導入など,「数列タスク」については直接入力方式の採用,設問に応じた補正の導入など,「記憶タスク」についてはインタフェースの変更-を行った)。さらに,CPTOP2修正案の効果を検証するために実験を行ったので,その結果を報告した(結果,修正案の有効性を確認した)。

シソーラス用語： 環境アセスメント ,  *事務室 ,  *生産性分析 ,  労働生産性 ,  生産性 ,  *作業環境 ,  作業能率 ,  作業分析
準シソーラス用語： 環境評価 ,  *知的生産性

分類 (1件)： 作業研究  (KB03040A)

引用文献 (5件)：

• 服部. オフィスワーカーのプロダクティビティ評価手法に関する基礎実験研究. ヒューマンインタフェースシンポジウム2005. 2005
• 下田. オフィスワーカのプロダクティビティ改善のための環境制御法の研究-プロダクティビティ評価法CP-TOPの開発-. ヒューマンインタフェースシンポジウム2006. 2006
• 榎本. プロダクティビティ改善のための照明制御に関する実験研究. ヒューマンインタフェースシンポジウム2007. 2007
• FLEISHMAN, Edwin A. Handbook of Human Abilities. 1992, 1-37
• CARD, S. K. The Psychology of Human-Computer Interaction. 1983

タイトルに関連する用語 (5件)： オフィス ,  環境評価 ,  パフォーマンステスト ,  実用化 ,  検証