文献
J-GLOBAL ID:200902273276059600   整理番号:09A1282531

タイと日本の水田におけるCO2とH2Oのフラックス比

CO2 and H2O Fluxes Ratio in Paddy Fields of Thailand and Japan
著者 (5件):
資料名:
巻:ページ: 10-13 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: U0049A  ISSN: 1882-3416  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Bowen比技術を使用して,2004,2005及び2006年の成長期において,タイと日本の水田でCO<sub>2</sub>フラックス(FCO<sub>2</sub>)とH<sub>2</sub>Oフラックス(FH<sub>2</sub>O)の測定を実施した。目的は,陸地域当たりのCO<sub>2</sub>同化のある量を達成するために,水資源需要を決定することであり,またFCO<sub>2</sub>とFH<sub>2</sub>Oとの比(CWFR=FCO<sub>2</sub>/FH<sub>2</sub>O)を解析することである。4つの成長期における回帰分析を使用して,FCO<sub>2</sub>とFH<sub>2</sub>Oとの間の関連性を研究した。データが成長段階でグループ化される時に,FCO<sub>2</sub>とFH<sub>2</sub>Oとの間の比較的高相関(r<sup>2</sup>=0.56~0.96,p<0.01)を見出した。日中平均データを使用すると,日中平均CWFR(CWFR<sub>d</sub>)とそれぞれの成長段階での日本とタイの水田における日中平均蒸気圧欠損(VPD<sub>d</sub>)との間には高相関(r<sup>2</sup>=0.61~0.94,p<0.01)があった。タイと日本の蓄積データは,それぞれの成長段階におけるCWFR<sub>d</sub>とVPD<sub>d</sub>との間に高相関(r<sup>2</sup>=0.61~0.94,p<0.01)を示した。独立した既報データセットを使用して,開発した回帰方程式をテストして,算定誤差は僅かに2.7%であることを見出した。VPD<sub>d</sub>だけでCWFR<sub>d</sub>を算定するのに回帰方程式は有効であって,そのために水資源需要を評価するのにも有効であろう。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
水圏・生物圏の地球化学 
引用文献 (19件):
もっと見る

前のページに戻る