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J-GLOBAL ID:200902273395959989   整理番号:08A1243692

西南日本の琉球海溝における半年周期で繰り返すスロースリップイベント

On the biannually repeating slow-slip events at the Ryukyu Trench, southwestern Japan
著者 (2件):
資料名:
巻: 113  号: B11  ページ: B11402-B11402-12  発行年: 2008年11月26日 
JST資料番号: C0294A  ISSN: 0148-0227  CODEN: JJGRDA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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琉球弧の南西部は,プレートの収束速度が比較的大きいにも関わらず,巨大なプレート間スラスト地震が発生していない場所である。ところが,GPSデータの解析から,1997-2007年の間に20回スロースリップ地震が発生していることが明らかになった。これらは,深さ20-40kmに位置する沈み込む断層パッチで,かなり規則的に発生を繰り返しており,そこはカップリングしていない沈み込み帯において孤立的に存在している。それらは1か月程度の時定数をもち,解放される地震マグニチュードを計算すると,Mw6.6の地震に匹敵する。これらは再来性の断層スリップとしては,もっともすぐれた記録であり,統計的な解析が可能である。その再来周期は~0.5年であるが,1年のうちの特定の月に発生しているわけではなく,季節的なフォーシングは考えられない。イベントの間隔と断層すべり量の相関から,時間予測性再来イベントであると統計的に示された。このリズムには1回だけ崩壊が認められるが,周辺で発生した地震による応力擾乱は重要な役割を果たしてはいない。断層のこの部分については,変質したアスペリティ部であり,かつては急激な破壊による地震を発生させたが,現在は環境温度が高まってゆっくりすべっているものと考えられる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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地震学一般  ,  プレートテクトニクス 
タイトルに関連する用語 (4件):
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