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J-GLOBAL ID:200902273449287000   整理番号:09A0096431

生物多様性条約~COP9の10のポイントと2010年に向けた課題~

Convention on Biological Diversity-10 Points Brief of the Outcomes of COP9 and Issues towards 2010-
著者 (1件):
資料名:
号: 50  ページ: 112-125  発行年: 2008年12月26日 
JST資料番号: S0866A  ISSN: 1347-4812  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2008年5月に,ドイツのボンで生物多様性条約(CBD:Convention of Biological Diversity)第9回締約国会議(COP9)が開催された。COP9では,農業と生物多様性,遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS:Access and Benefit Sharing),海洋保護区などの議論に進展がみられたほか,生物多様性版「スターンレビュー」ともいわれる「生態系と生物多様性の経済学」(TEEB:The Economics of Ecosystems & Biodiversity)に関する中間発表などがあった。さらに,企業からの参加者が大幅に増加し,各国地方自治体による市長会議も並行して開催されるなど,会議により一層多様な主体が関わるようになったのも大きな流れといえる。しかし,COP9で日本にとって最も重要だったのは,2010年に行われるCOP10の名古屋開催が正式に決定されたことであろう。2010年は,国連が定めた「国際生物多様性年」でもあり,また2010年までに生物多様性の減少スピードを顕著に減速させるという,いわゆる「2010年目標」の達成目標年でもある。また,我が国の自治体や企業にとっても,持続可能な天然資源利用に関する里山モデルや先進技術を世界にアピールする絶好の機会となる。こうした重要な節目となる2010年の締約国会議のホスト国となった日本の責任は重く,世界からそのリーダーシップに大きな期待が寄せられている。本稿は,こうした背景の中,生物多様性条約第9回締約国会議(COP9)の成果を10のポイントに要約するとともに,2010年に名古屋で開催されるCOP10に向けた課題の検討を試みたものである。(著者抄録)
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分類 (2件):
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生態系  ,  環境問題 
引用文献 (25件):
  • Jeffrey A. McNeely:「生物多様性とは何か? --なぜ重要なのか? その保全方法とは? 」『BIO-City』No.38(2007).
  • 磯崎博司:「世界と地域の生物多様性を保全するために~生物多様性条約入門」『BIO-City』No.38(2007).
  • 吉田正人: 『自然保護: その生態学と社会学』, 地人書館 (2007).
  • 環境省: 『第3次生物多様性国家戦略』 (2008).
  • IISD, Earth Negotiation Bulletin vol.9 No.452, COP9 Final (2008).
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タイトルに関連する用語 (2件):
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