文献

J-GLOBAL ID：200902273524109970   整理番号：08A1036863

ポリ乳酸の加工技術

Processing technologies for poly(lactic acid)

著者 (3件)： LIM L.-t. (Dep. of Food Sci., Univ. of Guelph, Guelph, Ontario N1G 2W1, CAN) ,  AURAS R. (School of Packaging, Michigan State Univ., East Lansing, MI 48824-1223, USA) ,  RUBINO M. (School of Packaging, Michigan State Univ., East Lansing, MI 48824-1223, USA)
資料名： Progress in Polymer Science  (Progress in Polymer Science)
巻： 33  号： 8  ページ： 820-852  発行年： 2008年08月 
JST資料番号： B0802A  ISSN： 0079-6700  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ乳酸(PLA)は乳酸(2-ヒドロキシプロピオン酸)を構成成分とする脂肪族ポリエステルである。これはまた,澱粉や砂糖のごとき再生可能な植物由来のものと同じように,生分解性でコンポスト化が可能である。歴史的には,PLAは生体適合性で吸収可能であるために主として医用高分子分野に限って利用されていた。この10年間で新しい重合ルートが開発され,これによって高分子量のPLAを経済的に製造することができ,環境問題意識が高まるとともに,新規な一般用及び包装用途に利用面が拡大した。PLAはコンポスト化が可能であり再生可能な資源から得られるものであるため,高分子廃棄物の廃棄問題から包装材料として石油からの製品の影響を減少させることができる。PLAは通常の加工技術を最小の改良程度で適用できるため,成形部品,フィルム,発泡体,繊維状に加工される。本報においては,その加工工程に関連して,構造的,熱的,結晶化,ならびにレオロジー的性質をレビューした。議論した特別な加工技術としては,押出成形,射出成形,射出延伸ブロー成形,流延成形,フィルムインフレーション成形,熱成形,発泡成形,繊維状紡糸,ならびに混練加工である。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリ乳酸 ,  技術 ,  プラスチック成形 ,  堆肥化 ,  *生分解性高分子 ,  *生体適合性高分子 ,  適応性 ,  高分子量 ,  包装材料 ,  環境保全 ,  高分子加工 ,  熱特性 ,  結晶化 ,  レオロジー ,  延伸ブロー ,  インフレーション成形 ,  熱成形 ,  発泡成形 ,  加工 ,  熱分解 ,  プラスチックフィルム ,  押出成形 ,  射出成形 ,  *脂肪族ポリエステル ,  *加工技術 ,  熱加工 ,  *環境調和 ,  廃棄物処理 ,  改変
準シソーラス用語： コンポスト化 ,  *環境適合性 ,  混練加工

分類 (2件)： 加工工程とその装置一般  (YH04010G) ,  ポリエステル,アルキド  (YH07070P)

タイトルに関連する用語 (1件)： ポリ乳酸