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J-GLOBAL ID：200902273719614270   整理番号：08A0890132

逓減時定数を用いた降雨後における発電用ダム流入量予測

Forecasting River Flow Rate into Dam after Rainfall by Using Recession Time Constant

著者 (9件)： 山田富士宏 (中部電力) ,  山本信幸 (中部電力) ,  杉本重幸 (中部電力) ,  日比野泰之 (愛知工大) ,  中野寛之 (愛知工大) ,  水野勝教 (中部電力) ,  雪田和人 (愛知工大) ,  後藤泰之 (愛知工大) ,  一柳勝宏 (愛知工大)
資料名： 電気学会電力技術研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： PE-08  号： 116-120  ページ： 1-6  発行年： 2008年08月08日 
JST資料番号： F0788B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 逓減時定数を用いた降雨後における発電用ダム流入量予測について,具体的に検討を行う対象として,中部地区主要河川のひとつである矢作川水系の矢作ダム上流域を取り上げた。過去の降雨・流量データに基づき,降雨後の流出に関して,ダム流入量の逓減特性を予測するための検討を行った。逓減時定数の予測にはニューラルネットワークを用いた。入力情報として,予測時点では未知のデータであるピーク降雨時の累積雨量を使用するため,雨量予報値を用いた。流入量逓減時定数と総流入量の予測結果から雨量予報値を使用することの有効性を確認することができた。また,水位予測についての検討を行い,結果を示した。

シソーラス用語： *流入量 ,  時定数 ,  降雨 ,  *ダム ,  ニューラルネットワーク ,  *河川流 ,  *減衰特性 ,  予測モデル ,  最小二乗法 ,  水位観測
準シソーラス用語： 逓減時定数

分類 (1件)： 河川調査・計画  (RC12020M)

引用文献 (6件)：

• Katsuhiro Ichiyanagi, Katsunori Mizuno, Kohichi Nakashima, Hiroshi Yamada, Kazuto Yukita, Yasuyuki Goto, Toshiro Matsumura, Yasuhiro Kawashima:“Estimation of Runoff Ratio on Upper District of Dam for Hydro Power Plant by Using Radar Echo Data”, T.IRE Japan, Vol.124-B, No.2, pp. 229-236 (2004.2)(in Japanese) 一柳勝宏, 水野勝教, 中島幸一, 山田浩, 雪田和人, 後藤泰之, 松村年郎, 川島靖弘:「レーダデータ活用による発電用ダム上流域における河川流出率推定」, 電学論B, Vol.124, No.2pp. 229-236(2004)
• 加藤誠司:「ダム放流量算定方法の提案/ダム放流量の正確な把握を目指して」技術開発ニュース, No.126, p19-20,(2007-3) Seiji Kato:“Suggestion of a Dam Discharge Calculation Method With the Aim to Grasp the Accurate Amount of Dam Discharge”, Research and Development News, No.126, p19-20,(2007-3)
• 高瀬信忠;「河川水門学」森北出版 (1981年2月)
• 日比野泰之, 一柳勝宏, 中野寛之, 水野勝教, 雪田和人, 後藤泰之, 山田富士宏, 山本信幸, 杉本重幸二「降雨後における発電用ダム流入量の逓減特性」, 電力技術・電力系統技術合同研究会 (2007)
• 藤沢仰, 川村隆一:「北陸地域における冬季雷の傾向と落雷発生環境」, 日本気象学会 (2005)

タイトルに関連する用語 (6件)： 逓減時定数 ,  降雨 ,  発電 ,  ダム ,  流入量 ,  予測