文献
J-GLOBAL ID:200902273858932597   整理番号:08A0372671

脳室内百日咳毒素により誘導された脳脱髄の新しいEAEモデル

A new EAE model of brain demyelination induced by intracerebroventricular pertussis toxin
著者 (8件):
資料名:
巻: 370  号:ページ: 16-21  発行年: 2008年05月23日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
実験的自己免疫脳脊髄炎(EAE)は,多発性硬化症(MS)の一次的動物モデルである。MSは,脳の皮質下脳室周囲白質領域における損傷の証拠をもって主として存在する。脳における脱髄化損傷の病因についての研究は,EAEの通常のモデルが多発性硬化症の脊髄損傷を主として概括する進行性下降性麻痺で表れる事実により妨害されている。脳関与の証拠はほとんどない。百日咳毒素(PTx)の全身的投与は,中枢神経系におけるTGF-β,IL-6及びTh17の向炎症性カスケードを誘導することが示され,これらはEAEの発生に必須であると最近同定されている。PTxの脳室内投与(icv)が脳における皮質下脳室周囲白質脱髄損傷に影響するかどうかを調べるために,著者らはMOG誘導のEAEモデルで作用を調べた。著者らは,icv PTxがMSの病理的脱髄損傷に類似する皮質下脳室周囲白質脳損傷を誘導することを見出した。さらに,icv PTxはTh17浸透を誘導し,サイトカインIL-6とTGF-βの発現を増加した。このように著者らは,MSで見られる優位な脱髄脳損傷に非常に組織的に類似性をもつ高度に再現性のあるモデルを生み出した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  中枢神経系 

前のページに戻る